日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

初CQ空振り

AADXが終わった後、静まり返った7MでCQを出してみた。5W、10wpm、KX3のパドル打ち。「CQ CQ DE コールサイン2回 K」を2回。応答なし。3回目で冒頭のCがツートツートツーになってしまった。続くQのつもりがツートツー。少し間を置いてやり直した。しかし、どうしてもCにならない。4回やり直し、8wpmまで遅くしても上手く行かず、今日はだめだと判断して中止した。送信練習まったくやってなかったからな。呼ばれなくて良かった。

50Mを聞くと、8エリアがオープンしていた。Eスポ最盛期で、あるな。

新しいアンテナ伝搬実験

DJ-G7用にハンディホイップ35cmサイズ*1を買ったので無線機に取り付けて、先月カムバックした友人と伝搬実験をした。直線距離約3km、どちらもアンテナは屋内、木造住宅。SRH805Sを使用した前回は1200Mでは不成立だったが、今回はS5~8で成立。430Mは更にクリアーで0.3W同士でS9~9+。これが144Mに下りると、友人のほうは固定用として使っているモービルホイップが144Mは車体ラジアルを利用するタイプなので、窓際に置いた状態では使えず、純正ホイップになるためシグナル強度・了解度共に430Mの非ではなくなった。ということで、430Mで20数年ぶりにローカルラグチュー。DJ-G7のバッテリアイコンはフルとハーフの2段階表示。付属のリチウムイオン充電池EBP-73で1時間45分にやっとハーフ表示になった。これは3時間使えるか?と思っていたら、約15分後の送信中に突然シャットダウン。他に送信可能な無線機はKX3しかないが、友人が受信できる周波数では送信できないので、800/850/1700/2000MHz帯全自動フルデュープレックスPCMトランシーヴァー*2の文字通信機能*3でDJ-G7の電池が終了したことを通知した。友人はクレードルに挿した状態で常に充電ランプが点いてるが、充電が追いつかないということは無かったというレポートであった。0.3Wで。

この軽さとはいえ、手持ちは疲れるし、片手が常にふさがっているため、Webで調べ物をするときに都合が悪い。外部マイクとPTTフットスイッチは要ると感じた。ちなみにVOXも試したが実用には程遠かった。ぐたぐだと2時間近くも喋っているとリラックスしてきて、つい別宅コールを言いそうになる。DJ-G7は1のコールでしか免許下ろしてないのだ。

*1:ダイヤモンド SRH951S

*2:携帯電話

*3:SMS

AADX CW(出てない。)

丸一日諸用があって、午前中の30分ぐらいしか無線機の前に居られなかった。9時頃から50Mで6エリアのEスポが開いており、8J6VLP/6が強力に入感していた2Wと言っておられた。7Mのダイポールなので呼ばなかった。2m FMで何故か2エリア岐阜県内のローカルラグチューが聞こえていた。超強力近距離Eスポかと思ったが、にしてはグランドウェーブの様に安定している。何だったんだ。*1

AADXはまだ終わってないが、明日の朝には店じまいするため、今回は非参加確定。JAのCQしか聞こえず、CQを出す勇気も無い。オーバースィーへ飛ばないアンテナではどうしようもない。

別宅専用PCはSierraインストールまで行ったが、WSJT-Xが起動できない問題でド嵌まりしてしまって、筐体ごと持ち帰って検証する。おかげでリモートのほうは一歩も前へ進まなかった。

無線のために来た筈なのに、他にやることが多すぎて手つかず。

*1:WIRESらしい。

AADX CW 2017初日(出てない。)

屋根に登れない状況は解消していたが、別宅に到着したとき既に陽が傾いていたため、また常設の7Mダイポールで21Mを運用。ところが、聞けども聞けどもJAのCQしか聞こえない。WPXと違い、同一エンティティ内での交信はノーポイント・ノーマルチ。交信相手はDX以外あり得ない。14Mに切り替え。ここもJAしか聞こえない。7Mまで下りると中国と思われる局がCQAA TESTを出していてJAのパイルを浴びていた。思われると書いたのは速すぎて最初のBしか取れなかったから。符号がぜんぶ繋がっていて「B****5NN**TU」みたいな。スローな局を探してると7.005でDS1韓国局が10語位のCQを出していた。これくらいなら楽々取れる。しかし、S1未満の超微弱信号。軒下DPにQRPでは届かないだろうなと躊躇していたら、超絶強力なJAのコンテストステーションが突然CQAA TESTを打ち始めてかき消されてしまった。

夜は別宅専用のPCセットアップ。ストレージがクラッシュして以来1年半程放置してあった使っていないMacBook Proを開腹。新たに調達したSSDを換装。システムDVDで起動してOSクリーンインストールしてみたらMac OS X 10.6.7だった。ここから最新のmacOS 10.12 Sierraにしたいのだが、いきなりは無理で

システムDVDで起動
Mac OS X 10.6.7クリーンインストール
再起動
v10.6.8アップデート
再起動
App Store.appアップデート他4件
再起動
OS X 10.11 El Capitanを上書きインストール ←今ココ(作業開始から5時間経過)
OS X El Capitan へアップグレードするには - Apple サポート
再起動
macOS 10.12 Sierraを上書きインストール
再起動

と、気が遠くなるような手順を経なければならない。

こんなことなら、USBドライブケースを持ってきてMBA経由でSIerraクリーンインストールすべきだった。嵌まった。

DJ-G7エアーバンド

成田空港ひこうきの丘展望台において受信テスト。
118.20MHz 成田TWRをSRH805Sと純正ホイップで聞き比べ。
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地上局がフルスケールで入感してるのは新鮮

というか、SRH805Sが意外と使える。エプロンぐらいでしか聞こえないんじゃないかと思ってたから。

純正ホイップを装着しているとき、MAINの1291.02MHzが開いた。モールス符号でJR1WAと聞こえた。えっ、こんなところで筑波山1200レピータが!
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直線距離で約60km
1200って意外と飛ぶんだな。