日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

昨年485人に2アマを売ったJARD

修了率86%、合格率98%
という数字遊びに余念がないところは矢張り王様の趣味を牛耳る団体ならではだろう。

国試と比較すると意味を持たなくなる修了率であるが、少しでも受講者を増やすために受講続行不能者を除外するという更に意味がない計算をしてきた。意味がある数字とは、合格者÷受講者しかない。それだけが国試の合格率と比較できる数字だから。

つまり、485÷599=81%が真の合格率である。

それでも国試の合格率よりは遥かに高い。国試は46.9%だそうだから、独学で学ぶには難しい資格であるのが判る。ぶ厚い教科書をぱらぱらとめくってみたが、法規はまだしも無線工学は数式が出てきた時点で数学アレルギーが発動してそっ閉じ。ある程度予測はしていたが、まったくやる気が出ない。始められない。1ミリも解らない学問を無理矢理でも脳に詰め込まなければいけないという脅迫観念を脳が拒絶している状態。このままでは確実に失格であろ。

だいたい、本気で上級資格が欲しかったらとうの昔にチャレンジしてるわけで、講習会ならラクして買えるだろうと思ってる時点で原動力は見栄しかないわけで、そんな奴が努力なんかするわけがないのでやる前から結果は判っている。という壁を作って逃げるのは簡単だけど、まだ時間はあるので受講料の元を取るチャンスは逃げていない。