日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

25日目・判定試験

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法規60分、工学90分の制限時間だが、それぞれ10分、26分しかかからなかった。予想では法規は満点か間違えても1個、工学は自信ないのが4〜5問あって悩んだ。けれども、すべて見たことのある問題で、まったく判らないのは無かったので合格はしてるだろうと思った。

結果、法規92点、工学100点で合格
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法規で間違えたのは電波の発射の停止について述べたもの。選んだ字句は当たっていたが、入るところが3つほど違っていた。文章として覚えきっていないということか。無線局からの混信も1つ間違えた。

工学の計算問題は2問あった。まずコンデンサの直並列回路の合成静電容量。ただ合成するだけでも分数の計算が難儀なのに並列側の1個の静電容量を求めよという意地悪問題。これは中間試験において模範解答通りに解こうとしても式を変形させる理屈が理解できず、自分の頭では無理と割り切って問題と答え丸暗記で対応したのが功を成した。もうひとつはコイルの差動接続。これは練習問題などで何度も見たので重要だと思って公式L=La+Lb-2Mを覚えた。たし算引き算と簡単なかけ算だけなので、自分の頭でも計算できる数少ない計算問題。和動接続の場合はL=La+Lb+2M

文章問題で妖しかったのは、正弦波交流、コレクタ接地回路、ダブルスーパーヘテロダイン受信機、送受信アンテナの延長コイル、フェージングぐらいか。

苦手な平方根の計算問題や論理回路が出なくて助かった。