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日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して海外交信するまでを綴っていきます。

アマチュア無線フェスタ2016 JARD in 秋葉原

カムバックHAM

掲題のイヴェントに行ってきた。

公式Webページ
https://www.jard.or.jp/info/event/amateur_radio_festa/2016/index.html

会場に着いたのは1155頃で、ちょうどJARD25周年記念JD1ペディションの報告講演が終わって記念ノベルティ(ペディション局のコールサイン入りTシャツ?)を配布しているところだった。後方の椅子が空いていたので聴講。事前申し込みすれば机付きの席に座れたらしいが。以下、聴講した講演の題目と簡単な内容紹介。

スプリアス確認保証

・新スプリアス規格以外の送信機での開局及び増設の期限は平成29年11月30日。以降は新スプリアス規格に適合していることを証明しなければ開局及び増設はできない。
・新スプリアス規格以外の送信機の使用期限は平成34年11月30日。以降は、新スプリアス規格に適合していることを証明しなければ再免許(更新)はできない。
・旧スプリアス規格の技適機種、JARL登録機種のうちJARDが保証可能と認めた200W以下の機種については、新スプリアス規格に適合していることを証明する確認保証業務を実施。
・その他(自作機、外国製品を含む)については、申請者が個体ごとにスプリアスを計測して証明することになる。

うちの第1送信機は新スプリアス規格だが、附属装置を増設したため技適は外れてる。この場合、証明が必要なのかどうか。という疑問をいま思いついた。第2送信機はその他の措置。第3送信機はJARL登録機種で確認保証可能機器リストに掲載されている。

2アマeラーニングの実施状況

今年の四月期に受講して合格なさった某有名YL*1がeラーニングの仕組みについて、実演デモをまじえて説明。国試に対するメリットは98%の高い合格率、難問の解き方を講師が教えてくれる、勢いづいて1アマに挑戦する意欲が沸いてくるの3点。デメリットは国試5回分以上の受講料、パソコン操作に慣れてないと厳しくインターネット環境も必須であること、受講要件に三アマ必須の3点だろうか。

休憩40分 一歩も動かなかった。

午後の司会は某女優HAM

私のハムライフ

本日のメインイヴェントNHK解説委員の柳澤秀夫氏による講演。氏は平日0815のNHK Gにレギュラー出演なさってるということだが、あいにく其の時間は仕事中なので拝見したことが無い。福島県のご出身で中学生の頃にラジオに興味を持ち、高校1年で電話級を取得しJA7のコールサインを得て、沖縄や中東で勤務したときの無線にまつわる裏話などをユーモアを交えて講演。矢張り、喋りを生業としておられる人の話は引き込まれる。面白い。趣味と実益を兼ねてしまうとストレスになるので、仕事と趣味はスッパリ分けておかないと息抜きできなくなるというのが説得力があった。

デジタルモードJT65

JARD大阪支部の方が解説。わたしが今日いちばん楽しみにしていた講演。始める前に実践している人、これから始めようと思ってる人、興味ない人の挙手を促していた。前2つで過半数を超えた。3つ目は蛇足、堂々と手を上げた人が直後不機嫌そうに退室していた。
・JT65は1送信48秒で最高13キャラクターを送る文字通信。一回の交信に5分はかかる。
・英語ダメ、電信ダメ、じゃっぱーん禁止の肩身の狭いHAMに最適なDX通信手段
QRPに簡易的アンテナでもDX可
・ソフトウェアはWSJT-X、JT65-HF、JT65-HF HB9HQX Editionの3つが主流。日本ではローカライズされているHB9HQX Editionの人気が高い。
・受信は割と簡単だが、送信設定のハードルが高く、多くのビギナーが送信で嵌まる。
・始めるには総通に申請必要。ローバンドは日本ではオフバンドになる周波数があるので注意。

アンテナの設置方法・ノイズ対策

・アンテナは地上高が高いほど電波の打ち上げ角が小さくなる。電離層反射を利用する短波帯ではDX通信に有利。逆に低くすれば国内通信に有利。
・V/UHFはラグビーボール状のアレの範囲に障害物があると減衰する。2mは理論上100m以上必要だが、概ね60%の高さを確保していれば良い。だったかな。
・コモンモードチョークは原因となっている機器の直近に入れる。離すとケーブルがアンテナとなってしまうから。
VOACAP
こんな内容だったと思うが、途中から集中力が切れて居眠りしてしまい聴いてない。資料も貰わなかったし。

講演終了後にプレゼント抽選会があると言ってたが興味ないので退席し、ラジオセンター2FのハムショップでSMAP-BNCJ変換アダプタを買って帰投。

今年の初めにアイコム八重洲がそれぞれ行ったハムフェスで聴講したときは、何を話しているのかサッパリ解らなかったが、今日のはほとんど理解できた。もう自分が欲する情報はビギナー向けイヴェントでは得られない域に達したかと思うと、感慨深いと同時にこれからが本当の自己研鑽なんだと感じた。

*1:あ、同期だ。