日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して海外交信するまでを綴っていきます。

国産SWRアナライザーCAA-500MK2によるSWR検証

CAA-500MK2のアンテナ端子はMF〜VHF(1.9〜300MHz)がMJ、UHF(300〜500MHz)がNJである。この度、変換コネクタを入手したので手持ちのホイップアンテナ等を計測してみた。

430MHz帯

ダイヤモンド SRH951S(SMAP)
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SWR1.5以下は大体432〜440MHz、ディップ点は437〜438MHz付近でSWR1.3位。FM向きの特性。FM専用機で使うので問題なし。

ダイヤモンド SRH805S(SMAP)
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SWR2.0以下は430〜433.5MHz、ディップ点は431.5MHz付近でSWR1.7と高い値。FMメインより下で使うイメージ。レピータのアップリンク辺りではSWR3前後なのであまりよろしくない。

FCZ研究所 プリンテナFCZ180(BNCJ)
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バンド内全域SWR1.4以下、周波数が高くなるほどSWRは低くなる傾向。電気的だけでなく物理的にも整合しているアンテナは広帯域であるな。

八重洲無線 FT-817ND付属ホイップ(BNCJ)
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ショートのほうが若干低いがそれでも3以上ある。ロングは4以上で論外。ディップ点はショートで418MHz付近、SWR2.8だった。430Mでは送信しないほうがいい。

144MHz帯

ダイヤモンド SRH951S(SMAP)
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バンド内SWR2.2フラット。意外に高い。

ダイヤモンド SRH805S(SMAP)
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144.80MHz付近にディッブSWR1.7。FMで使うにはこちらのほうが適している。

八重洲無線 FT-817ND付属ホイップ(BNCJ)
ロング
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ショート
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ショートのほうが整合とれている。FT-817付属ホイップはショートで2m専用。

50MHz

ミズホ通信 MX-6S付属ヘリカルホイップ(BNCP)
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いちおうバンド内SWR4以下、ディップ点は52.10MHz付近であるが、リグの送受信可能周波数は50.150〜250MHzなのでまったく整合が取れていない状態。付属ホイップでの送信はしないほうがいい。

八重洲無線 FT-817ND付属ホイップ・ロング(BNCP)
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バンド中央にディップ点を持ってきた設計は評価するが、実用的には論外。そもそも、この長さに50〜430Mを乗せようとするのは無理がある。

バンド別最適アンテナ検証結果

430M プリンテナ>SRH951S>SRH805S
144M FT-817付属ホイップ>SRH805S>SRH951S
50M なし。

CAA-500MK2の使い勝手

バンド選択、ディップ点を探して、グラフ作成の一連の操作方法が簡単で良い。ディスプレイとは別にクロスメーター装備はありがたい。改善してほしいところは画面のスクショを撮れるようにしていただきたい。SDカード等に撮り貯めていただけると助かる。アンテナ端子の規格が違っていて使いにくいのでMJにまとめてほしい。軽量化の3つ。ハムフェアでも今後の改良予定として提示されてたので期待する。