日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

AIDX CW 2018

日本時間17日(土) 09:00から48時間で競われるARRL International DX Contest CWに参加。電話部門は若者時代に参加したことがあるが、電信部門は初めて。有効交信相手はアメリカ本土とカナダだけである。

18日00:00Z運用場所に着いた。小貝川堤防だけど、いつもの場所では北米向けは筑波山の影に入るため、新たに探した。冷たい北風がびゅうびゅう吹き荒れる中、14MHz帯のツェップライクアンテナを設営して00:30Zすぎオンエアー。
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外付けバッテリは持ってたが取りあえずリグ単体でMax 2.5W
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14.002から14.050辺りまで使われている。時間的にちょっと遅かったかなと思ってたが、北米大陸のコンテストステーションがバリバリに入ってる。中にはS9+を振る局も居て国内コンテスト並みに強い。いったい何kW入れてるのだろう。まぁ届くわけないよねと思いつつ手始めにカナダの局を16wpmで呼んでみたら、コールバックがありナンバー5NNBC。あ、7000km飛んだ。こちらから5NN005 TU、と。今年の目標のひとつであった「アジア以外の大陸と交信する」がシーズン初日のファーストQSOで達成してしまった。恐るべし20m、恐るべし電信。

その後、アメリカ合衆国とも交信成立。速過ぎて何度聞いてもコールが取れない局は今日もかなり居た。日本時間11時を回る頃から北米各局の信号が不安定になってきた。強いのはJAやHLのCQ TESTばかり。テキサス州のナンバーを送ってる局を呼んでもCQ TEST連発される。数回トライしたが届いてないのを悟って諦めた。これ以上やっても無理かな。最後にぐるっと聞いてみると、広島県福山市の山の上にコンテストステーションを所有している某超有名コンテスターの信号が聞こえた。初めて生で聞いて満足した。結局最後まで2.5Wで運用。最遠はアリゾナ州、直線距離約9400km。02:30Z撤収。

計4局でマルチプライヤーはBC、CA、ID、AZ。ぜんぶCQゾーン3。カナダはビーム上げてた若者時代でも未交信のカントリーなのでかなりうれしい。

2018.2.18 2300追記

電子ログをメールで提出したら、Webページから再提出しろと要請されたので、ARRL Contest Log Submissionで実施。コンテスト名は日付から判断されるのか選択するとこが無かった。
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上の画面でSubmit Logをクリックすると下の画面が出た。
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よく分からんがsuccessfully uploadとかThanksとか書いてあるので失敗はしてないっぽい。

2018.2.19 2050追記

無事受付完了。シングルバンド20mでエントリーされた。
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