日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

ACAG所感

全市全郡に真面目に参加したのは若者時代含めて初めてではないだろうか。いままで敬遠していたのは、季節柄6mシーズンは終了しており特異伝搬が期待できないのと、開催時間もナンバーも長いため集中力を要するのが主な理由。昨年は別宅のアンテナ調整がてらC14で3Qだけで全国最下位。今年は移動でC21に参加しようとしたら廃バンドの洗礼を浴びて即退散。*1慣れてる6mにスイッチした次第。1エリアなら平地でも相手には困らない。

尤も「真面目に」とは言っても、日中の5時間半しか運用していない。フルオペ組から見たらお遊びの範疇を出ていない。
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いちおう関東1都7県と長野と静岡を獲得できた。福島も取りたかったが、13〜14時台にビームを北方向へ振って念入りに探したが見つけられず。しかしながら、市郡区の宝庫1エリアにおいて、むやみに遠方局を探す行為は意味が無い。

マルチ詳細
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マルチ別局数は1420つくば市が最多の3、1506日光市が2であとはすべて1。

CQ出してのQSOは4、1st. QSOは10
電力記号はHが10、Mが14、Pが3

ハイライトは山梨市移動局から呼ばれたこと。CWだから成立したようなQSOだった。しかも、17県から呼ばれるなんて驚いた。

ローライトは、超強力な移動局がCQを連発していたにも関わらず、速すぎて何を打っているか解らず呼べなかった。後でSSBを聞きに行ったとき、ナンバーから筑波山系移動と確信したがCWに下りて来られなかったためQSO出来ずじまい。それにしても、SSBにはCWで一回も聞いたことのないコールサインが数局いらして、電話専門人口も意外と多いのかもと思ったり。

電源はポータブル電源を使用。ところが、開始1時間程で送信時11.3Vまで落ちてしまいリグの出力制限が作動してしまった。そのため、送信出力を2.5Wに下げた。結果的に5Wより2.5Wでの交信数が多かったけれども、5W出すための外部電源なのに腑に落ちない。

パドルはハムフェアで買ったCIR-45Dを使おうと思っていたら、接続コードを用意するのを忘れてしまい使えず、接続コードを直付けしてあるCord Warrior Jr.に変更。

気合い入ってなかった所為か、準備不足と練習不足が露呈したコンテストだった。

*1:サイクル22ピーク前後のコンディション良いときのハイバンドしか知らないから、何も聞こえないとか耐えられない。