日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

アンテナファーム見学

夏休みをフル活用して4エリア4局と3エリア1局のアンテナファームを見てきた。バイクで。

岡山県勝田郡勝央町
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周囲より30m程小高い場所にタワー7〜8本のビッグガン。Googleストリートビューにも写ってる。7M以上は複数上がっていてコンテストもDXハンティングにも考えられた構成。地勢的にEU、NAは飛びそうだけどOCはどうかな?このクラスになったら大した問題ではないと思うが。アポなしなのでアイボールなし。*1

島根県松江市
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標高120m位の山の頂上付近にタワー4本のビッグガン。国道からもよく見える。各バンド1本ずつと控え目な構成なので、DXハンティング目的と推測。いちばん上の50MHz 13エレパラレルは直下にリモートシャックがあると某Web記事で読んだ。メインシャックは麓の民家で、そちらにもパンザマストが建っていた。アポなしなのでアイボールなし。

広島県安芸高田市
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有名なので説明するまでもない。実際この目で見ると、平衡感覚が狂うくらいの衝撃を受けた。
1.9Mフルサイズ3エレ
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これだけ見せられたら、Wのビッグガンと信じて疑わないだろう。すべてが常識外れの規格外。

3.5Mフルサイズ5エレ(ブームは1.9MのRDPを兼ねる)
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上に載ってる21Mと28Mと思われる八木がV/UHFのアンテナに見える。スケール感がおかしい。

広島県福山市
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当局の貧弱設備でも何回かシグナルを受信しているアジア代表クラスのコンテスターO氏とアイボールした。標高480m位の尾根状の場所で周囲に障壁となる地形が存在しない。40mHタワーを筆頭に自立タワー4本。モノバンダー、トライバンダーを駆使して複数アンテナで全バンド全方位カバー。ロケ、地上高、ゲインの必須三要素を高次元で満たし、耳と飛びのバランスに優れていることは壁一面の盾を見れば火を見るより明らか。リグはTS-590、TS-690、IC-7300とごくふつう。無線はリグよりアンテナ重視の持論が裏付けられた。令和最初の訪問者としてゲストブックにコールサイン書いた。ちなみに最後の2kmはオンロードバイクが走れる道じゃなかった(行ったけど)。次回は車かオフロードバイクで行きたい。

奈良県山辺山添村
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標高300m位の山の頂上付近の茶畑にタワーとパンザマストが10本程。14と21は複数上がっていたが、ローバンドのビッグアンテナは無かった。最大で7Mの4エレ スタック。コンテストステーションとのことだが、当局は聞いたことがない。アポなし。ストリートビューにはわずかに写ってる。

*1:無論、コールサインは存じあげております。以下同文