日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

2019 Croatian CW Contestに参加

日本時間11:20到着。20mのエンドフェッズを張った。
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地上高5.5mぐらい。1/4λは超えたか。地を這うような高さには変わりないが。

昼食代わりのパンを頬張りながら6mを聞きに行く、モードはAM。奇しくも1エリアAMコンテストが開催中。
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20mのアンテナでも筑波山移動は軽くファイヴナイン。今年のFD C50関東1位局が聞こえた。電話のコンテストも出るんだ。FT-891はAMで40W出せるが、マイクが無いので聞いてただけ。上は50.890MHzまで確認できた。アンテナも調節し直さなければいけないし、喋るのが億劫なんで電話は無理っすわ。

0400zから20mを聞き始める。BY4とBVとVRが1局ずつS振って入感。あとはカスカスのUNが2局。Croatian CW Contestは12月第3週の土曜1400zから24時間で競われる世界VS世界のコンテスト。ホストの9Aクロアチアとの交信がローバンド(40/80/160m)10ポイント、ハイバンド(10/15/20m)6ポイントと優遇されている。以下、大陸間交信はローバンド6ポイントおよびハイバンド3ポイント、同じ大陸同士はローバンド2ポイントおよびハイバンド1ポイントとなっている。マルチプライヤーはDXCCカントリーとヨーロッパはWAEリスト*1の和を乗数としてスコアを算出する。コンテストナンバーは001形式。QRP部門はあるが自動的にAll Bandとなり、QRPシングルバンダーには分が悪い。入賞なんて狙ってないんで問題なし。

0538z、ヨーロピアンロシアを確認。バンド内が活性化してきたのが判った。けれども9Aは聞こえない。ZLが強い。そういや20mでオセアニア交信してなかったとコール。ホスト局しか交信しない自己ルールを破った。その後UA、UR、HAに振られ続け、0614頃に本日最初の9Aを受信したが何回呼んでもCQ連発。諦めて次に聞こえた9Aを呼ぶとトップレターまでコールバックがありコール再送、ナンバー285、こちらからTT2で成立。DXCC Wkd 43になった。3局目の9AはCQ連発。この頃から雨が降ってきた。日本時間17時まではやろうと思っていたが、暗闇雨天気温1桁の中の撤収を考えたら気分が沈んだ。クロアチアQSOできたからもういいや。0649z CL、真っ暗になる前に片づけられた。

スコア

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ログ提出

SO 20m LPで12:28z提出。92番目(JA 9番目)だった。

*1:Worked All Europeリスト。GMスコットランドシェトランド諸島、4U1VIC国連ウィーン事務局、JWスヴァールバル諸島のビエルン島、TA1欧州圏トルコが別にカウントされる。