日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

ALL JA 生スコア

連盟のコンテストでもRaw Scoreが公表されるようになっていた。ログ受付リストから辿れた。早速Excelにインポートしてソート。

C50Pで関西2位(6)、C50Mで関西4位(18)、C50Hで関西5位(20)だった。入賞は出来なさそうだが、存在感はアピールできた。

せっかくExcelに取り込んだので、気になる分析をしてみた。

紙ログ提出107局。分母が1948なので約5.5%。部門別にみるとXSの19局が突出していて、CSが2局しか居ないのとは対照的。分母はそれぞれ120局と83局なので、CSの2.4%に対してXSは15.8%も紙ログ提出。70歳以上の電話メインの局はロギングソフトの普及が進んでいないと分析。紙ログは連盟において手打ちで電子化している。紙ログ提出が減ればそれだけ結果発表までの時間が短縮される。生スコアも見られることになったし、連盟は電子ログ提出の促進をしてもらいたい。

0点でログ提出8局(CHECKLOG除く)。うち存在しないカテゴリーNC7、NX50M、B1200、3.5XAMは誤入力に気付かずアップロードしたと推定される。残り4局はカテゴリーはあるのにスコア0点。謎だ。

2022年4月末のQSLカード

5ヶ月ぶりに届いた。Aで6枚だった。

OさんのQSLカードは貴重。M.D.って何かな?
Wは昨年のARRL-DXでの交信。PSE QSLで、AJA Noを記載して欲しいと書かれていた。
上記2枚はQSL Tnxで印刷。次の郵送タイミングで一緒に出す。*1

送っていただいた皆様ありがとうございました。

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「2021年9月1日に郵送しました。」と書かれたカードがあった。アメリカでも1年2ヶ月で来るのに、国内で8ヶ月かかるのは遅すぎる。オリンピック記念局のカードはいつになれば来るのだろう。

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当局の紙QSLカード発行姿勢
国内コンテスト 過去同一バンドモード運用地でCFMおよびNo QSLには発行しない。つもりだが年3回位のため忘れて全発行したこともある。発行しなかった局からPSE QSLで届いた場合はQSL TNXで発行

DXコンテスト PSE QSLに対してのみ発行

FT8 PSE QSLに対してのみ発行*2

*1:6DかFDか

*2:別宅コールのビューロー利用はオリンピック記念カードを回収したら辞めるつもりなので、その間に届いた局のみ該当。

春のDXシーズン'22・GWの運用日誌

概要

今年の大型連休は天候に恵まれたため、日中外出していたことが多く、無線はもっぱら早朝と夕方に運用していた。モードは100%デジタル(FT8)。15mはコンディション良くてショートパスで英国やスペインに届いたり、イタリアから呼ばれたり、アフリカが何回も見えた。けれども、CQ出してもあまり呼ばれなかった。連休後半には主力アンテナのアローラインの調整や10mのアンテナを増設したりと充実した趣味の時間を過ごせた。

4/29 雨

夕方シャック入り。過去記事参照
jg1goy.hatenablog.com

4/30 晴れ

早朝CQ出してHLから呼ばれた。お隣なのになかなか交信出来ない貴重な1Q。6m FMモニタ用のFT-817NDを撤去してKX3に入替えたがAFゲインが調節できなくて再び817に入替えた。

5/1 雨

別宅コールではAll Newのニューカレドニアと交信できた。CQ Zone 18のUA0からも呼ばれてようやくZone 18をWKD。21時過ぎ、SNRマイナス8dBのHB9を呼んでいたら、JA6から何回もコールされて渋々応答。どうして違う局を呼んでいる局を呼ぶのだろうか。PSKRではOHやFに時々届くことがあるので奇跡が起こらないかなと思っていたが、起きなかったのでヨーロッパを呼ぶのはこの日限りでやめた。

5/2 晴れ

早朝YBから呼ばれた。WSJT-Xをひと晩つけっ放しにしといたHRD結果は86Enだった。仮に聞こえる局全てと交信できても100に届かないのだからDXCCのハードルは高すぎる。

5/3 快晴

朝から夕方まで出掛けていたので運用実績なし。

5/4 快晴

早朝カリブが見えていた。WとPYから呼ばれた。ローカルから10mのダイポールを譲ってもらう。

5/5 快晴

早朝Wを呼んでいたらJA2が呼んできたので応答。10mのアンテナを増設。ポン付けでは使えず運用保留。

5/6 快晴

早朝15mでYBから呼ばれた。午前中10mのアンテナを調整。夕方15mでBYから呼ばれた。

5/7 晴れ

早朝の対Wはコンディション良かった。Distance Chartが北米大陸に現れたの初めてじゃないかと思う。オクラホマネブラスカ等の比較的レアな州もあって吃驚。でも呼ばれなかった。

10mでFT8デヴュー。出力25W。どんだけCQ出しても呼ばれないし、ガツンと強い局もおらず、SNRマイナス1桁台の局を呼んで3Q。1st.はバンドニューとなるインドネシア、昨日15mでQSOした局をお呼びした。お昼頃にVK、当局とのQSO直後に「QSY FT4」と送っておられたがFT4を見に行ってもその局しか見えてなくて敷居が高いと感じた。夕方JA9の局を呼んでQSOコールサインに見覚えがあった。昔のQSLカードを確認すると、1985年に6m FMでQSOしていた。37年ぶりなのにオートシークェンスの味気ない交信だった。

5/8 晴れ

早朝15mでCQ出してWから呼ばれた。昼過ぎに別宅離脱。

10mの感想

PSKRではオセアニアにまでは届いているのに、運用すると全く飛ばない。

アンテナか、コンディションか、出力か、それら全部か。基本的に日中(8〜16時)以外で聞こえてるのはモンスター級の10mマンで、しょぼいアンテナでは届かないと推測。でも日中もほとんど届かないが。FT8では15mよりストレスが溜まるが、コンテストではどうだろうか。実戦投入は今月末のWPX CWの予定。

総括

トータル21Q。年末年始の20Qを上回った。

時間別

当局の春のDXシーズン'22はこれでおしまい。3〜5月でFT8が39Q/10En、CW(JIDX)が26Q/14Enだった。内容はパッとしないが、夏秋に向けてアンテナを整備できたので有意義な休暇だった。

アローラインAL-21Fの調整

2021年10月に設置した21MHz帯短縮アローラインAL-21Fは、無調整で同調中心点がバンド外の20.8MHz付近だった。

いちおう21.1MHzでSWR2以下ではある。

当局はCWとFT8しか出ないのでこれでもいいかと思って使ってきたのだけど、期待してたより飛びがいまいちなので、5月の連休後半に重い腰を上げて調整した。

取説によると、輻射器Bと地線Bの4本を同じ長さにするとある。けれどもどれくらいの長さで何MHz変わるか目安の記載がない。取説には28MHz帯用のAL-28Fを29MHz用に調整するには4cm切断しろとある。10mで4cm=約1MHz変わるとして、1cmで250kHzだから、15mでも1cmでいいんじゃね(適当)?また輻射器Bに付いている玉を取り外せば同調周波数が高くなるともある。

先ず、屋根に上ってアンテナを下ろして、Hexレンチで輻射器Bと地線Bを外した。

1cmの箇所にマジックで目印を付けて、電工ペンチに挟んで力任せに握って切断。

輻射器Bに付いている玉も取り外すことにした。

下ろしたと逆の行程でアンテナを上げた。脚立の上で人間のバランスを取りながらマストのバランスを取りながら接続部へはめるのが緊張感あった。無風の日にしかできないな。

SWRアナライザーで測定

21.06MHz付近にディップ。260kHz高くなった。

CWバンド内(〜21.15MHz)はSWR1.4以下に収まった。

SSBの下のほうもなんとか出られる範囲か。