日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

CQ ham radio 2016年8月号

先月号ぜんぶ読んでないのにもう今月号が出た。特集がタイムリーな移動運用だったのでつい買った。

表紙はエレクラフトKX2
 筆箱くらいの大きさでバッテリ駆動で3.5〜28Mを詰め込んでいてパドルまで付いてる移動運用のためのマシン。個人的には6m付きのKX3がかなり気になっている。欲しい。

巻頭カラーページ
 JA2YKA名古屋大学の記事。80年代の四大コンテスト時にはうちの貧弱設備でも必ず聞こえた。硬派な常勝大学クラブ局というイメージなんだが、執筆が女子部員のおかげか記事からは和気あいあい。楽しそう。CQ ham for girls、5.6GHz帯ATVよりも水田さんが2陸特取ったいうのが驚き。東ティモール運用レポのリグは参考になる。6mで全市郡区町村交信達成を達成された方のホームのロケが良過ぎるうえにELV付き7エレスタックに1kW、自営業、リモート運用可とかうらやましい。メテオスキャッターを有効活用するために高速CWは不可欠。忍耐力、瞬発力、テクニックを要求される。P38表2の中に先日当局のカムバック運用での1st.QSOしていただいた局がおられる。CQ誌に掲載されるほどのアクティヴな方でしたか。ありがとうございました。

特集
 概説は連盟の新会長自らご執筆。内容は昨年末のAMフェスタJARDでの講演とほぼ同じ。FDコンテストに昔はなかった新種目、2日目6:00〜12:00のマルチバンドのスプリント競技スタイルが新しい。移動運用Tips、Uボルトをステーリング代わりに使うのは良いアイディア。CP-60付属のステーリングは殆ど用を成さないから。ナイロンロープとコードスライダー、金属製カラーペグ。車内の暑さ対策は銀マットとマグネットクリップを活用。ジャンプスターターはうちも目的外使用してるが、あの容量は誇大広告だとは思ってた。P60からの記事で紹介しているソラリス製品も候補にはなっていた。けれども、インバーター発発が買えそうな値段を見て、ないなと思った。登山運用するなら有効だけど。

ユーザーレポート
 スイスクワッドMSQ-6の詳細な記事。SWR特性の広さやキレは気のせいじゃなかった。BV呼んでみるべきだった。まいっか。

国内コンテスト
 P211にマスト自立Tips、ラチェット付き荷締めベルトをメモ。もったいない話の趣旨は分かるが、あれは運用できるようになるまでが長く苦しすぎる。簡単に出来ないことが出来るようになるから楽しいのだろうけども、そこに辿り着くまでの苦労を考えたら気軽にお奨めできる遊びではない。自分も「もったいない」とかさらっと言ってみたいものだ。