20年以上ぶりにフィールドデーコンテスト参加。
ニューカマーのときに開局1ヶ月半で初めて参加したコンテストもF.D.だった。
所見
移動地は標高1000m以上、車で行けてアンテナ組み立て用に平坦な場所が確保できる、人口密集地側に開けてる等の条件でインターネットを使って探した。候補を三つ*1に絞ったのち、最も実効性の高い赤城山の小沼駐車場に決めた。地理院地図では1489.5m、群馬県前橋市。JCC1601、PM96OM。ロケーションは北側に赤城山本体、東側にも標高差100m位の山体が迫っていて、新潟、茨城は絶望的。反対に南〜西側は開けており、秩父・丹沢山系・山梨静岡はフルカバーしてる。通常ならあまり良いロケーションとは言えないが、みんな移動するフィールドデーコンテストに限っては標高との相乗でそこそこできるんではと思った次第。
都から2時間のドライブ、午前7時到着。木立とガスで見晴らしは良くない。無線の先客が居たらどうしようかと思ったが、幸い登山客しか居なかった。スイスクワッドの設営に50分近くかかった。コンテスト周波数は電話が50.300以上と高めでデフォルトセッティングで50.400辺りだとFT-817の内蔵SWR計が結構振れたが測定器もないのでそのまま運用。7:55からワッチ開始。軒並みフルスケールの群馬県、埼玉県移動局を片っ端から呼んでいく。8時台と9時台にそれぞれ3分間ほどCQ出したが全く呼ばれず、バッテリも惜しいので呼ぶほうに徹した。9時すぎからS1〜4のフェージングノイズが聞こえ始め、ほどなく8エリアがオープン。石狩、釧路、胆振、空知のマルチゲット。後志は倶知安町移動局のパイルに参加したがかすりもせず7〜8回コールして諦めた。
CQ出すときに移動先市町村を送ってる局は殆どいないため、アンテナどこ向ければいいのか分からない。関東みたいな広いところに移動局が散点しているエリアでは少しでも呼ばれる工夫をしないと、と思った。
標高のおかげか一発で応答あるから楽しかった。でも、パイルになったら勝ち目なし。あとスイスクワッドが意外とキレる。30°回すとS2〜3違う。バッテリは残り29%でDC-ACインバーターの作動電圧を割ってしまった。FT-817の内蔵電池もあったが区切りいいところでやめた。0.5Aの保護回路を無効化すればバッ直でもう1時間は使えるかな。
1、2、7、8、0エリアと交信。1エリアは千葉だけ出来なかった。12番を送ってる局は聞いたがノイズレヴェルすれすれだった。グランドウェーブ最遠は三重県伊勢市、約317km*2。これだけが断トツに遠い。南アルプスの山岳回折だろうか。これだから6mは面白い。50.500以上をスキャンしてたらAMでCQコンテスト出してる局がいたのでナンバー交換した。コンテスト中にQRAの交換とかのんびりしていて好い。TR-1200と言っておられた。懐かしい。
無線以外では、外気温18℃でも締めきった車内は汗だくだった。いちおう銀シートでフロントガラス2/3は遮光していたが、ぜんぶ覆わないとだめなのね。