日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

FD2018考察

メジャーカムバックからちょうど2年。
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運用場所

昨年運用した赤城小沼Pは標高の割にロケーションがよくないのが机上の計算でも立証されたので新たな候補地を探すことにした。暑いので標高1000m以上、車で乗り込める場所、都心方向が開けている。の三条件Google Maps地理院地図、スーパー地形を用いて栃木県の女峰山東麓(霧降高原)、高原山の東麓(八方ヶ原)、群馬県志賀高原周辺を重点的にクロスオーバー探索。志賀高原志賀草津道路が部分通行止めでアクセスに時間がかかるので消えた。八方ヶ原は3ヶ所を7月に現地踏査した。霧降は何度か行ったことがあるので現地踏査はしなかった。

今回運用した県民の森第一展望台は標高865mとやや低めだが、南方向は180度以上のパノラマ、北方向も壁的地形ではないので当初は第一候補だった。当日になって駄目元で霧降を第一候補にしたけれどやっぱり先客がいたため第二候補に行った。最初からこっちを目指しておれば1時間以上早く到着したと思う。

コンディション

グランドウェーブは安定していた。群馬県が2局しかできなかったのは意外。うち1局は平地移動のQRP。これだから6mは面白い。11時すぎに期待してなかったEスポが出て貴重な8エリアのマルチを獲得できた。いつもより北で運用した所為か、福島県移動局はビームをどこ向けてもS9。山形県移動局もこちらにはS9だったが、CQ連発しておられたので大票田までは届いてないなという印象。南南西ビームで長野県が3局出来たのは不思議。これだから6mは面白い。

聞こえたけど出来なかったのは京都。他局がQSOしてたがこっちには聞こえなかったのは5エリア*1

送信速度

呼び回りはほぼメモリーキーヤーでの送信なので18〜20語にセットしていたが、ナンバーの前に手打ちでRを打とうするとUやAになってしまうので途中からRを打たないことにした。

CQから始まる交信は手打ちなので15〜17語位まで遅くしていた。これ以上速くするとミスが増える。

外部電源

ポータブル電源を調達。リチウムイオンバッテリ内蔵20Ah、製品名はsuaoki社のS601 DC12Vで5A取れるのでFT-817NDで使うには十分。5時間半の運用でもインジケータ1個すら減らなかった。ただし、817の内蔵電圧計では11.5V位まで下がった。

暑さ対策

車の窓をアルミシートで覆って、USB扇風機全開。朝のうちは虻が多かったので窓を閉めていた。日が高くなってきて虫が居なくなってからドア開放。水分は2L用意して1.5L消費。ミネラルタブレットと併用でしのいだ。
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統計

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6DとFDで合わせて94QSOしたので

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*1:北方向のバックスキャッターだったらしい。