交信数の多い4カントリーの内訳を作ってみた。
アメリカ
合衆国で言えばKH0やKH2も含まれるのだけれどもWASで括ると除外される。
本土はCA、WA、AZ、ORとW6〜7が上位を占める。
Wは基本的に「/エリアナンバー」を用いない。当局も1エリア内の移動でDXと交信するときは「/1」を省略していたが、Wでは本土全域でOKな慣習のようだ。ARRL DXではナンバーが州の略称なのですぐ判るが、WWDXはCQZなのでW8でトトトトツーと送ってきてもMIなのかOHなのか判らない。アメリカの総通FCCが提供しているコールサインで個人情報を検索できる恐ろしいサービス↓
Current License Query by Callsign
で検索したところ、ポスタルアドレスはWV(Zone 5)の私書箱だった。もう何処だか判らない。状況的にはW7と聞き間違えた可能性のほうが高い。7と8は過去何回もナチュラルに間違えてるし。不明が1つあるのはそんな訳。
ロシア
アジア圏ロシアと欧州圏ロシアの合算
ロシアのコールサインはナンバーとトップレターで地域が判る。断トツに多いPK Primorsky krayは「0L、0M、0N」が該当。日本語表記では沿海地方。中心都市はウラジオストク市。つまり日本海側に面し、BYと国境を接しているJAに近い地域である。次点はHK Khabarovsky kray「0C」ハバロフスク地方。PKの北に位置する。3番目はEA Evreyskaya obl.「0D」ユダヤ自治州。HKの西側で連邦唯一の自治州。
地域全リストはココ↓
Russian Regions - Russian DX Contest
中国
VRと合算で第3位
Bで始まる中国局はロシア方式と同じくナンバーとトップレターで省が判る。JAに近く人口も多い上海が多いのは納得できるが、内陸の湖南省の多さは謎。内容は2バンドで4局。まぁ相性が良い地域なのだろう。9エリアは未交信、0エリアはFT8で1Qのみ。
オーストラリア
本土と離島を合算
VKは好きな国なので聞こえたらとりあえず呼ぶ。本土で未交信のVK1はオーストラリア首都特別区(Australia Capital Territory)、いわゆるキャンベラ市。
他にもナンバーで首都が判る国は当局の知る限り、EU1ミンスク市、OE1ウィーン市、CE3サンディアゴ市、TA1イスタンブール市(欧州圏)、HL1ソウル市、BY1北京市、BV2台北市、YB0ジャカルタ市ぐらい。
話がそれるが、アマチュア無線を始める前はBCLをやってた。中学から高校にかけて中波、短波、FMとやったが、短波の日本語放送は特に力を入れていてABCへ送ったお手紙が番組内で読まれたことがあってオーストラリアが好きなのだ。