日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

年末のFT8運用日誌

12/25

雪が本降りになる前に別宅入り。2週間ぶりにPCの電源を入れたらプログラム更新が勝手に始まった。ついでにWindows 10を21H2にアップデート。

夜は15mでEUがぎょうさん見えていたが、どうせ届かないのが判りきっているので何もしなかった。

12/26

エンドフェッズを展張していた竹の棒が経年劣化と雪の重みで折れてANTが落下した。冬期間中の上げ直しは無理。15mバンドしか出られない潔い局になってしまった。FT8でVR、3W、ZLを1局ずつ。午後はEA9がアクティヴに出ていた。冬の15mでAFが入感するなんて。だがAFに限らず日曜で混信がひどいのかピックアップ率が低すぎる。夕方8J1RLが一瞬見えた。

落下したエンドフェッズの状況を確認。ANT自体は破損していないようだが、屋根に雪が積もっていて登れないのでどうすることもできない。端っこは除雪の邪魔にならないよう束ねて木の幹にくくりつけておいた。

12/27

朝にWと4交信。最遠はテキサス州。矢張りWは耳が良い。お昼ちょっと前にCQ出したらBYとYBのパイルアップになった。飛ばないANTでも時々こんなことが起きるから面白い。中米(TI、HP)やカリブ(CM、J7)も見えていた。

今日はほぼ一日シャックに居て11交信。内訳はW、BY、YB、BV、JA。JAは市内のローカル局とSSBでQSO。FT-891Mで初めて電話に出た。というか、HFのSSB自体30年以上ぶりに出た。午後から夕方のEUは殆ど見えなかった。

12/28

昨日ぎょうさん見えてたWがあまり見えない。西海岸は月曜の午後。アメリカと言えどもアクティビティはカレンダー通りなのか。W7と1局交信したところで、市内のDX'erがCQ DXを出し始めた。S振り切れ、SNR+22dBのヘヴィストロング

お邪魔しないようこちらも同じタイミングで送信しようとするが、NAに強い局はおらず、ASOCも呼べそうなのはQSO済みとCQ NA出している局ばかりなのでやめた。

FT8交信局のSNRを分析、相手からは5〜25dB弱い値が返ってくる。平均-14dB。FT8のデコード閾値を-24dBとすると、-10dBより弱い局は呼ぶだけ無駄。尤も-10dBより強い局でも何回呼んでも届かない局のほうが圧倒的に多い。逆に弱い局でもCBあることがある。-17dBの9M2と成立。相手からも-17dBが返ってきた。どういう伝搬なのこれ?

午後から夕方はZone 21(A6、4X、9K)、Zone 22(VU)が結構見えた。強いのでも-18dBとかだったので指くわえて見てただけだが。昨日と違ってEUも見えた。Z3、IT9など初見のPrefixも。

SSN156ってナニ?

こんな太陽見たことない。

年末の成果*1

3Wと9M2は9のコールではNew

コンディションが良くなればもっと出来る筈と思っていた時期が当局にもあった。コンディションが良くなるとライヴァルも増えるので、相対的に出来なくなると感じると判った。ひと言で表現すると、ストレスを感じた。

*1:晦日までまだ日があるが、一日中シャックに居られる暇な日は今日で終わり。コンディション良いけど、3日連続一日中シャックに居ても15Qしか出来ないのだから、これ以上時間掛けるのは時間の無駄遣いと判断。