日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

アンテナ設営…

10/9の朝8時から作業。

先ず既設のアローラインを撤去。同軸ケーブルを外して先端を2階の窓から引き込んでM型コネクタを外してビーズバランを挿入して再びM型コネクタをはんだづけ(1時間半)

手元にピントが合わないので、はんだづけはほぼ勘に頼ってる状態で思うように進まなかった。使用1年で同軸ケーブルの網線がかなり黒くなっていたが交換するわけにもいかず再利用。

ルーフタワーの脚に杉板を取り付けるための位置決めで上げ下ろし(1時間)
瓦に対して脚の位置が壊滅的に合わない。だがこのまま行くしかない(誤算1)。

外でアンテナの最終組み立て(1時間)

ルーフタワーに乗せてテナコート塗布・乾燥(1時間)

マストは昔使っていたクリエートCY154のブームを流用。アンテナ本体は1990年の台風19号でルーフタワーごと倒壊、アルミ屑になって処分したが、ブームは何故か残っていた。40φのアルミ合金パイプの両側に37φのパイプが刺さる構造。うち2本を使って3.8mを確保できる。ルーフタワー側のマストクランプは39φを用意した。ところが冗長性が全く無く40φのマストが通らない。仕方ないので37φを下にして使うことに(誤算2)。

ルーフタワーとアンテナを屋根に担ぎ上げた頃から急に空が暗くなり始める。

アンテナをマストに仮付けた辺りで雨粒が落ちてきた(誤算3)。予報より1時間半早い降雨。瓦屋根は少しでも濡れていたらすべり台と化す。作業中止。ルーフタワーごと大屋根の軒下に退避して、紐で梁に仮固定する間に2回滑落しかかった。もう梯子へは行けない。軒下の濡れてない部分をつたって2階の窓から家の中へ。

駄目元でSWRを計測。21/28Mは5、50Mは4もあって使用不能。しかし、幾ら壁際に寄ってるといっても木造家屋で5もある?組み立て過程でミスがあった可能性を拭いきれない。矢張り地上で計測しておくべきだった(誤算4)。

最大の誤算は、上げてみて判ったがわたしの腕力ではマスト頂点までアンテナを持ち上げられない。そもそもルーフタワーを固定しておらず、屋根上の屋根馬に上って力仕事すること自体自殺行為。予めルーフタワーを固定しておいて、大屋根に上って突き出たマストにアンテナを取り付けるしかない。だが、大屋根に登る手段が無い。

万策尽きたーっ