去る、2024年5月4日(日本時間5日)南米イースター島との交信をもって、100エンティティ交信を達成した。2つのコールサインの合算なので、ただの自己満足にすぎないが、それでも100という数字は感慨深い。若者時代は100なんて絵空事でしかなかった。目指してもいなかったし。カムバック後も、一生やっても無理だろうなと心の奥底では思っていた。不可能を可能にしたのは、デジタルモードFT8の存在。人間の耳では復号不可能な微弱信号をコンピューターが解析してくれる。また、言語の壁やモールス符号の壁が一切ないので、誰でも思い立った日から気軽に国際通信を楽しめるようになった。当局は2021年8月に始めた。それでも、最初は100なんて1ミリも意識してなかった。意識し始めたのはアフリカ大陸と初交信した2022年6月頃。ちょうどサイクル25の上昇期と重なったのも幸運だった。空中線電力50ワット以下で達成できた。まさにサイクル25様々、FT8様々。
生WKD
CW 68
電話 14
デジタル 79
LoTWのみのCFM
CW 59
電話 0
デジタル 65
次はCWかデジタルどちらかで、CFMの100エンティティを目指したい。最終目標は100交信を公的に評価してくれるDXセンチュリークラブ、所謂DXCCの会員証だ。
100Enへの軌跡
若者時代
電話級だったのでSSB専門。空中線電力10Wながら、15mは4エレ フルサイズ八木を使用していた。ただし、DXは言語の壁もあってあまり力を入れておらず、国内QSOがメインだった。今から思えばサイクル22のピークに重なっていたのに惜しいことをした。
カムバック後CW時代
2016年6月に再開。モールス符号の受信特訓を経てCW運用技術を習得し、2017年11月のCQ-WW-DXでDXデヴュー。サイクル24末期の2019年末までQRPで頑張った。
デジタルモード開始〜現在
FT8を始めて大きく変わったのはそれまで敬遠していたDX-Pediを積極的に呼ぶようになったこと。FT8は送受信のシークェンスが明確でスプリットが半自動化されており、客回転率も高いので、当局のような弱小局まで交信チャンスが巡ってくるのが良い。
2024.5.18追記
上表に誤記や脱字が6ヶ所もあったので、修正して差し替えました。
大陸別
Enの宝庫ヨーロッパ様々