日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

WPX CW初日

日本時間16時ちょっと前、21MHz帯のCWで交信した。相手局はS9+で強力に入感。25語位の(自分にとっては)超高速だったが3回聞いて8J1ITUと確信。CQ TEST連発していたので1のコールで呼んでみた。ただし、この速さでパドルを正確に打つ自信が無かったためキーボードを使った。間髪入れずコールバック。通しナンバーはたぶん150。こちらからは001。キーボード送信かつ余計なことを打たなくてもいいコンテストでも心拍数150位いった。

数分後にコンディションが変わったのかビームを振ったのか聞こえなくなった。その後、調子に乗ってマリアナ諸島やオーストラリアの局を呼んでみたが、DXには届かなかった。まぁ7Mの軒先ダイポールに出力5Wだし。ちなみに別宅の屋根に登れない状況が解消していなかったためエンドフェッズは張れなかった。

週末はWPX CW

CQ WPX Contestに参加するため別宅へ行く。主目的は他にあるので時間的都合がつけばの条件付き。アンテナも張らんなんし。

日本時間 5月27日0900〜29日0900
コンテストナンバーはRST+001から始まる通しナンバー
1.8MHz、3.5MHz、7MHz、14MHz、21MHz、および28MHz
プリフィックスがマルチとなるため、JA同士の交信もカウントされる。
シングルオペレーター

EF-Quadアンテナ

別宅用にエンドフェッズアンテナを入手。
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約20mのワイヤーの3ヶ所にスタブがあり、片方の端にある専用マッチングボックスを介して7/14/21/28Mで同調が取れる謳い文句。舶来品

取説に何度読み返しても意味不明な箇所があり、誤訳なのか自分の国語力が不足しているのか悩む。何をやろうとしても悩むことなく進められることが一切無いな、この趣味は。

CW練習・10ヶ月

引っ越してから練習習慣が崩壊気味で実質8.5ヶ月(253日)しかできてない。時間換算では14.7時間、一日平均3.2分。

LCWOでの成果
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英語平文は13語で試技38回で一度も90%を割らなかったし、1ヶ月経ったので14語に上げた。

符号グループの文字速度20語は効果が疑問なのにまだやってる。どうせ交信はしないのだから練習効率を追求することもあるまいて。文字は何度やっても100%とはいかないが、何度やっても90%以上は出るようになったので実効7語に上げた。
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混合は6語でやっと90%以上がでるようになった。6語に上げたのは3月中旬だから2ヶ月かかった。数字は簡単すぎるのであまりやってない。

初回で90%以上を記録
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ミスコピーは減った。しかし、瞬間的に出てこないことはよくある。

点線変換受信の限界速度は15語付近だそうだから、もうすぐ決して乗り越えられない壁が出現する。わたしは終わりの見えない練習を何年も続けられるほど辛抱強くない。10ヶ月も続いたのは奇跡に近い。どうすればこの忌々しい何の役にも立たないストレスばかり溜まる技能を好きになれるのだろうか。みんなどうやって克服したんだ。

変更申請(5回目)補正

申請スペックの不備は無かったが、管外で運用している局免許も住所変更が必要なので当該の総通へ変更申請を出した後、備考欄にその旨を書き加えるように。と案文付きの指摘があった。あと、1200MHz帯の送信出力は一律10Wに指定することになってる*1とのこと。1Wしか出ない送信機はどこで使おうが1Wなんで、最初から1Wにしとけば備考欄にあの注意書きを書かれない*2と思ったのだが甘かった。役人が決めたことに抗って時間を無駄にすることもないなとサクッと補正して送信。

ところが、補正後の送信は別メニューからやるのを失念していて、変更申請のメニューからやったことに気付いたが後の祭り。取り下げ願を追加。取り下げ理由欄には「誤送信のため。」という実も蓋も無い理由を記入。アマチュアの言い訳なんて彼らはあまり気にしないだろうし、理路整然と説明するスキルも無い。おかげで都合4回送信する事態に陥った。
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2017.5.29追記

現在の状況
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再提出から数えて10営業日目

*1:総通によって対応が違う。少なくとも関東では一律10W指定。

*2:実際1Wで下ろした免許状にも注意書きは書かれるのを確認。