日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

第60回ALL JAコンテストに参加

4:09 起床
4:45 出発
5:30 予定していた場所に到着
茨城県桜川市 足尾山近くの林道脇、標高537m、GL:QM06BG。北北東から真東にかけては山体が迫っているが、他は開けている。ちなみにGoogle Mapsで探して先月下見に来た。快晴、気温13℃、ウインドブレーカー持ってきてよかった。鳥のさえずりを聴きながらアンテナ設営。

準備完了
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思ったより時間がかかった。

昨日作った方位板
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マグネットシートになっており、iPhone電子コンパスで方位を計測してその通りに貼ってある。

気温上昇を想定してオペレーター冷却装置を装備
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6:30 50MHz帯のCWでON AIR
先ずはバンドエッヂ下から上へ呼び回り。10局で上のバンドエッヂまで来たのでCQに切り替え。8ヶ月ぶりぐらいでCQ出した所為か、グダグダのへぼオペレーション連発。10分ぐらいやったとこで混信が激しくてそれ以上できなくなった。2.5Wしか出てないからなぁ。いや、それにしてもナローフィルターでこんなに混信するものか?疑問を感じて設定を見直したらフィルターOFFになってた。(゚ー゚;

20局目に神奈川を取って関東のマルチは山梨を残すのみ。ビームを南西に振って呼び回り。AAMとかAOMとか打たれると一瞬ん?となる。聞こえた通りに書いといて後で変換するしかないな。10時すぎから2回目のCQタイム。4局目から2、3局のパイルアップになった。綱渡りオペレーションで神経すり減った。50局目で10時台終了。既に目標を軽く超えている。51局目に本日のハイライト。ツートトツート、トトトツーツーって3エリアだ!マルチは22、400km以上彼方からの信号。3回目にトトツーツートトが返ってきて、そこから更にコールサイン3回送った。

12時台はほとんどCQ出していた。ぽつぽつ呼ばれるがニューマルチは増えない。午後になったらEスポも期待できないなと思っていたら、何の前触れもなく超絶有名な御方からコールされた。
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びっくりしてパドルの操作ミスりそうになったがなんとかTU。奇しくも局長殿がパーソナリティを務めるレディオ番組内でのコーナー名と同じく59(ファイヴナイン)局目だった。

60局目から10局交信するのに2時間を費やした。もうアンテナどこ向けても交信済みのコールサインばかり。70局目で内蔵バッテリーの電圧がちょうど10.0Vになった。まだ使えるけどオペレーターのほうがかなり消耗している。撤収して帰ってひとっ風呂浴びて電子ログ入力して夕食後に西郷どん観ることを考えると潮時だろう。モチベーション切れた。

15:05運用終了。指向性アンテナとはいえ、2.5Wで70局も出来るとは思ってなかったよ嬉しい。生ログで70Q×11マルチ。関東は山梨が取れなかった。関東以外は福島、長野、静岡、京都。
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11時台の落ち込みは、居眠りしてしまったから。hi

QSOしてくださった皆様ありがとうございました。

20:06ログ提出

重複が1局あった。呼び回りはデュープチェックしながらやってたが、CQ出してるときは無防備。矢張り、リアルタイムロギングにすべきか。

ALL JA準備

二日目の早朝から移動で出る予定。
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今回は外部バッテリを持っていかない。大がかりな割に2時間も持たないので要らんかなと。内蔵バッテリーだけでも4時間は持つ筈。代わりにオペレーター冷却装置*1を追加。

ところで午後4時すぎに、筑波スカイライン沿いのメジャースポットを偵察してきた。朝日峠Pはそれらしい車は不在。子授け地蔵Pは6mのビームとHFのギボシDPっぽいのが上がっていた。昨年と同じ局かな?シャイなので挨拶等の儀式もなく素通り。ロープウェイ乗り場へ向かう道路沿いの臨時Pは無人の車が1台きり。この時刻でアンテナ設営してないから無線目的ではないな。此処に居ないとは驚き。明朝には誰か来るだろうけど。ついでに展望四阿近くのシャトルバス転回場も見てきた。何気に250mもの標高があるのだが、背後に山体があるため1、2エリア向け専用だろう。無人の車が2台。

少し下のウッドデッキからの眺め。
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つつじの咲き具合
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目標300点。

*1:ポータブル扇風機

オール東北コンテスト(出てない。)

新兵器の調整がてら移動して掲題のコンテストに出よう編。アンテナ調整がメインなので、空きスペースが広い平地を選択。いつもの場所だが、昨年の6Dでは福島県の固定局と交信した実績があるので1局ぐらいは出来るだろう。と思ってた。

先ずは地面で仮組み。
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エレメントとブラケットにテナコートを塗布
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天気が好いので秒速で乾く。
ついでに1200Mの16エレにも塗った。

マストに乗っけてブラケットの水平を出してスパナで本締め。
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共振周波数の確認は、変換コネクタを忘れて出来なかった。取説どおりの寸法で組んだから、カタログ値で50.300MHzにディップ点がある筈。

フルアップ
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2.4kgしかないので楽々。

オペレーションシステムのほうも新兵器デヴュー
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アツデンの通信用ヘッドセットAZC-202。これでいちいちマイクを用意しなくて済む。

コンテストのほうはというと、CWはCQ JA7 TESTを連発している1エリアの移動局しか聞こえなかった。電話は仙台市のナンバーを送ってるっぽい7エリアの移動局?がノイズスレスレで聞こえるのみ。矢張り、平地からグランドウェーブで東北を狙おうというのは無理だったか。コンテストバンドを外れると、ふつうの移動局(SSB)が多数聞こえた。下は50.180辺りから上は50.255位まで、大体10kHz毎に1局は出ている。そして、どの局もパイルアップになってる。 オール東北、人気ないなぁ。

SSBで聞こえた局 12:07〜13:00
千葉県市原市移動(記念局)、駒ヶ岳移動、栃木県鹿沼市粕尾峠移動、栃木県那須郡那須町 茶臼岳移動、長野県佐久市移動、渋峠移動

暑くて、持参した飲料が無くなったんでサクっと撤収。来週のALL JAは山に移動する予定。

CW練習・1年9ヶ月

練習を始めてから639日、練習日数482日目、累計25.6時間

ここ1ヶ月のトピックスは、実効12語継続中、サボり癖悪化。

受信

符号グループは実効12語にようやく慣れてきたが、満点は難しい。毎回ミスタッチで1個以上は落とす。修正しようとすると訳が解らなくなるのでそのまま進むようにしてるのだけれども、つい直そうとしてしまう。

コールサイン聞き取りは、練習不足を裏付けるスコアに沈む。
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平文は17語で絶賛停滞中(5ヶ月目)。これもミスタッチ多い。キーボード見ながら打つのは最早限界か。
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JAのコールサインなら20語は1回でコピーする自信あるので、第一目標は達した感ある。満足がさぼり癖を直せない最大原因である。30語なんて何年かかかろうがどうせ取れやしないしね。聞いた瞬間にアウトプットする能力は今の練習方法で間違ってないと思う。しかし、脳内に文字が浮かんでくる現象はまったく違う能力ではないか。どんな練習をすればそんなことになるのか皆目見当がつかない。

送信

一年以上悩まされたエレキーキットの音が途切れる問題はブザーの初期不良だったようだ。交換してからは一度も再発していない。コンテストの定型文ぐらいなら16語で打てるようになった。しかし、ラバースタンプは原稿見ながらでないと打てない。CWなのにどうして7Mのような馬鹿丁寧な言い回しにしなきゃならんの、それも英語の略語で。無理!

無線局免許証票廃止後初の変更届

別宅に転がっているFTM-10Sを移動する局(1エリアのコールサイン)に増設。*1
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2009年にバイクモービルを始めるために入手したリグだが、2012年頃に取り外して以来使っていない。スプリアス新規格の技適機種、かつ局免許記載事項に変更は生じないため申請ではなく届出となり、総通の電子申請システムに到達した瞬間から使用できる。筈

これで所有している無線機は全て合法的に送信可能となった。また、移動局のポリシーだった「内蔵バッテリーで動作する送信機だけで構成」は必然的に無効化。つまり、内蔵バッテリーの設定がない送信機を更に増設するための布石。

2018.4.27追記

ようやく審査終了。10営業日かかった。

*1:第5送信機