日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

WPX CW 2018

運用場所に着いたのが14:30頃。ALL JAと同じところ。西側が崖なんで地上高稼げると思ったから。だが、HFは20mバンドのアンテナしか持ってない。設営中にオフロードバイクに乗った男性にお声掛けされ、聞けばアマチュア無線を嗜まれておられるとかで20分程EB。コールサインは聞かなかった。

15:15運用開始。びっくりする程静かだった。6エリアが2局高速CQ TESTを出しておられるだけで、DXなど聞こえやしない。QSBが激しい。強いときはS8、弱いときはカスカス。16wpmでは軽くQSBの谷間に入ってしまうな。S9+振ってる6エリアの局を呼んでなんとか交信成立。速過ぎてナンバーちゃんとコピーできたか自信ない。001方式は集中力が要る。

16時を過ぎるとようやくDXが聞こえてきた。RN0、B4、DS3、4F1、VR2のS振っててCQ連発している局を呼ぶが、送信してる最中にCQ出されるので届いてないのは明白。DXに届かないならJAはどうだ。4、5、6、8エリアのCQ連発している局を呼ぶが、トトツーツートトすら返ってこない。今日はダメみたい。18:05運用終了

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コンテストというよりコールサイン聞き取り練習だった。バンドコンディションに対して設備がプアすぎると推測。矢張り今ごろの季節はハイバンドかな。昨年のWPXも15mで出たし、来月のAAは15mにするか。

21:35追記

電子メールでログ提出。

CW練習・1年10ヶ月(-1日)

トピックス

直近1ヶ月で3回しか練習していない。

受信

符号グループ混合
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実効12語に上げたのが2月なので4ヶ月目になるが「何度やっても満点」というのは最早絵空事。何かが練度向上の妨げになっている。そもそも練習不足だし、キーボード見ながらでないと入力できないのだけど、国内コンテストでは困らない程度の受信能力に達したから、これ以上無理することもないな。という心理。

英語平文
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相変わらず受信中に単語を推察するのは不可能。短い符合が続くと欠落する。特にE

コールサイン聞き取り
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RU3WRのテールレターはWではないと感じたが解らんのでWを叩いた。後半は集中力切れて滅茶苦茶。DXコンテストで困らないためには、最低30wpmはマスターしたいところではあるが、DXコンテストに参加する目的が「DXと簡単にQSOしたい」だけだったりするので呼び回り専門なら現状でも問題なし。

よく「符合を聞いた瞬間に文字が浮かんでくる」という表現を聞くが、自分の脳内ではかなり違う。乱暴に表現すると「ツーツートだからG」を素早くできるようになっただけ。矢張り、10代の柔らかい脳に焼き付いたイメージ変換を克服することはできないらしい。まぁこんなやり方でも国内コンテストでは困らない程度には成れたのだから人間の脳はすごい。

上達グラフ
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練習量と上達速度が比例している。つまり、上達しなくなった原因は明確、なんだけど練習を継続するモチベーションにはつながらない。と逃げる。兎に角練習をやめる理由が欲しい。いや理由など要らない。やめる。上達しないから。*1

送信

16wpmで打てればいいでしょ。不器用でリズム感もなく短気で努力も嫌いな自分にしてはよくやったほう。これ以上速くする必要性に迫られたときはパソコンに頼ればいい。*2

*1:練習量が激減したから上達しなくなったのに、上達しなくなったから練習する気にならないという循環参照。

*2:Windows機は苦手なので導入に踏み切れない。我ながら困った人だ。

QSLカード発送

ALL JAのQSLカード約70枚をビューローへ発送。
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クリックポストを利用。近くのポストへ投函。なんだこれ簡単すぎる。

1st.QSOが2016年で、今回のALL JAが2回目ないし3回目のQSOでCfmしていない局はノーQSLにした。コンテストのDX宛は送らないことにした。

昨年のハムフェアで入手した裏面白紙QSLカード用紙の在庫が40枚位になった。夏の三連戦分は残ってないな。

2週間さぼった。

先日のALL JAコンテストでは速すぎて取れないということが無かったので、もう練習しなくていいんじゃね?という心理が働いてしまい、連休と連休明けの激務も重なった所為もあって、本当に練習しなかった。

で、久しぶりに書き取りでやってみた。
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正解率66.7%(゚ー゚;

正確にはほとんど取れてるのだけど、書くのが追いつかない。そりゃそうだ、実効7語の時にキーボード入力に変えて以来の筆記コピーなのだ。いや、問題はそこではない。取れてるのに書けないということは、遅れ受信できてないということ。遅れ受信は頭の中に文字が浮かんで来ないとできない技能なのではないか。少なくともわたしの頭の中ではそんなことには1ミリもなっていない。あれはどんな練習をすれば身に付くのか分からない。しかし、国内コンテストで困らないくらいには成ってしまったんで別にいっか、みたいな。

コピーできてることを立証するためにキーボード入力も試技
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ギリギリセーフ。あぶなかった。

矢張り、さぼると錆びていくらしい。

VoIP有用

ローカルラグチューはzelloのほうが確実に交信できる。携帯電話の電波が届く場所なら何も考えなくてもリアルタイム交信できるし、リアルタイムでなくても履歴を後から聞いて返信すればいい。それでいて無資格、無免許、無料。電話代わり用途で考えたらアマチュア無線は太刀打ちできない。アマチュア無線チャンネルに入れば、みんなコールサインで出ておられる。
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最初からこんな便利なものがあったら、わざわざアマチュア無線をしようなんて気にはならないな。