日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

2021 CQ-WW-DX CW 二日目

6:50シャック入り。わんさか聞こえるWを片っ端から呼んでいく。Wは受信能力が高い。ほとんど1回でコールバックがあって気分爽快。Wだけで昨日の2倍の交信数に達した。北米のパスが終わるとオセアニアが聞こえてきた。昨日出来なかったKH2や9M6やZLが面白いように出来た。アジアはいつも出来るBVやVRがぜんぜん聞こえず、強いのはBYばかり。けれども、何回呼んでも取ってもらえない。なんなのBY?

午後になって満を持してUA0が入感。辛うじてZone 19、18を1Qずつログイン。時間が経つにつれてパスが西側へ移っていく。1時にはJT、2時にはUN、3時にはUAが聞こえてきた。だが、うちは昔から何故か西側にはぜんぜん飛ばない。アンテナ変えても同じだった。フルパワー(50W)出せばUNやUAは出来たかもしれないが、5Wしかも無指向性の垂直偏波なうえに短縮コイルまで入ってるからなぁ。8の字指向の水平偏波のロータリーダイポールとは比べ物にならない。QRPで運用すると受信感度が上がったぶんストレスが溜まる。午後3時半、終了予定時刻まで1時間半を残してやめた。余った時間で洗車して別宅コールでFT8を運用した。FT8もCW以上にヨーロッパがぎょうさん出ていたが、どうせ呼んでも取ってもらえないので東南アジアの局ばかりと交信してた。

今日フルコール確認した43局中交信成立は21局。出来なかったカントリーはCE、LU、KH0、HS、BY、JT、UN、UA

申告スコア
f:id:kagobon:20211128233107j:plain
今年のARRL-DXの1800点は超えた。

弱電波を拾っていただいた方に感謝します。ありがとうございました。

ハイライト

KL7とQSOしてWKD49
VK1オーストラリア首都特別区(Australia Capital Territory)とQSOしてVK本土エリアぜんぶWKD*1
15m QRPでWといっぱいQSO

ローライト

初日のコンディションがいまいちだった。
二日目のヨーロッパがまったく出来なかった。
CTESTWINのフリーズで3Q落とした。

次回予定

ARRL 10m

2021-12-01 14:05:51 UTC ログ提出

SO 15m QRP

アローラインAL-21Fの評価

木造家屋の2階の屋根の縁から1m位付き出して設置。地上高10m位。
f:id:kagobon:20211127115330j:plain
短縮コイル入りバーティカルアンテナとしては思ったより飛ぶ。そこそこ高さがあって、北米方面のロケーションが良いおかげかもしれないが。けれども、Vダイポールと比べると劣る。ポン付けでバンド外20.980MHz付近にディップ。21.050MHzでSWR1.5を超える。尤も当局はCWとDigitalしか出ないので無加工で問題なし*2。あと、気になるのは、あられが降ったときフロアノイズがS9+20dBだった。雪だとどうなるのだろう。

*1:実はコンテスト用バニティコールでLoTWのQSL DetailではQueenslandになってた。つまりVK4だった。ざんねん

*2:加工しようにも屋根に上れる来春まで待たなければ。

2021 CQ-WW-DX CW 初日

日本時間7時別宅シャック入り。パソコンをセットして暖房付けて暫く放置。コンテストが始まる前にFT8で1Q、15mで3D2。WとXEも呼んだが届かなかった。

9時コンテスト開始。15m QRPで参加。ANTはアローライン。開始直後の下は混雑するので、上のほう(21.040MHz以上)で強い局を探す。始まったばかりでパイルアップの壁が厚い。1Q目に25分かかってしまった。午前中のコンディションは良かったと思う。9時台はZone 3も聞こえていた。けれども、QRPのS&Pは基本CQ連発しているような局にしか相手してもらえないのに、開始直後から出ても呼び負けるだけ。正午までにKH6、BY、YB、KL7、VKと交信。聞こえたけどできなかったカントリーはW、JT、9M6、9V、UA0(18)、LU、BV、KH2

午後は1時再開。だが、早々に居眠り。ヘッドホンで聴くモールス符号が子守歌。舟を漕いでいる最中、バチバチバチバチとウッドペッカーのような騒音に飛び起きたら大粒のアラレが大量に降ってきたと同時にフロアノイズもS9+でバンドじゅう使い物にならない。午前中は青空も見えていたのに。雪雲に覆われるとただでさえ悪い受信環境が更に悪化。16時半まで粘ってXVのみという内容。ヨーロッパは強いのは何回呼んでもCQ連発だし、大半は他局に送ってるナンバーからヨーロッパと判るが、コールサインまでは自信をもって解らない。弱すぎるうえに速過ぎて自分のデコード能力の低さが嫌になるだけ。尤もZone 16しか聞こえなかったが。他にもケーブルテレビの押し売りに対応してイラッとしたり(在宅だからといって暇じゃないんだ!)、基本的に暖房が効かない部屋なので寒さにモチベーション削がれてもういいやってなった。午後の聞こえたけどできなかったカントリーはVK6、ZL、DU、UA0(18,19)、UN、UA

オーストラリア首都特別区と1のコールではAll Time New Oneとなるアラスカができたから成果はあった。西側が相性悪い特性はANT変えてもあんまり変わらない印象。受信はエンドフェッズと比較してS2~3は良くなった。反面、恐らく垂直偏波になったことにより同じパワーでも思ったより飛ばない。目標50Qはちと厳しいか?

中間スコア
f:id:kagobon:20211127171900j:plain:w320

JA9コンテスト VU2021 結果発表

2016年以降では最も遅い結果発表となった。富山県オールバンド1位は予想通り1エリアからの乗り込みコンテスターだったが、スコアは2年前の固定局にも負けていてコンディション悪かったんだねぇ*1。50Mの1位は3年連続氷見市の局、2位も4年連続高岡市の局で、フレンド局は惜しくも3位で入賞圏外。山の上にタワーにビームに1kWでも電話オンリーではポイントを稼げないのがJA9-VUの面白さ。4位は富山市のYouTuberのDXコンテスター。JA9-VUにエントリーされるのは初かも。6mのANTあったんだ。で、満を持して最下位に電話で1Qしかやっていない当局の布陣。小矢部市のベテランコンテスターは何故かログを出していない。どうしたのだろう。他の部門は430Mでオールタイムレコード更新とか、開局ほやほやと思われるコールサインや久しぶりに見る富大AMCのコールサインもあった。他県の様子はよく分からないので省略。

JA9コンテスト VU2021 結果(リンク先PDF)

過去の成績

2020 50MHz 富山県4位
2017 50MHz 富山県1位
2016 50MHz 富山県1位

*1:5Wでやってらした可能性もある。

2021 IARU HF World Championship 結果発表

SO CW QRPで世界 100位(102)、アジア 15位(15)、JA 13位(13)だった。
https://contests.arrl.org/certgen.php?mode=jpeg&id=560921&call=JG1GOY-9

オールバンド部門しかないのにシングルバンドで参加している時点で頑張るも何もないので、来年も頑張りません。

過去の成績

2020 SO CW LP JA 91位
2019 SOU CW QRP JA 4位