日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

審査終了(4回目)

2日ぶりに帰宅したら変更申請のステータスが審査終了になってた。
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8営業日での審査終了はこれまでで最速。

今回の変更内容
・WSJT-X 1.7.0アップデートに伴うデジタルモード追加等(MSK144、QRA64、JTMS)
・3.5/7/14/18/21/24MHz帯に電波型式A2AとA2B追加

局免許状の記載事項が変更となる。再開以来7ヶ月で4枚目の局免を受け取るための返信用封筒送付先をまた探した。どうして申請情報照会ページにリンクが張ってないのか、審査終了の度に困るので、探さなくていいようサイドバーのリンク先に追加。

上達速度

練習日誌を遡ると、コールサイン聞き取りをピリオドでリピートできるのを知ったのは試技11回目とある。10回までは一回で聞きとろうとしていたのだ。7/22のこと。リピートしていた間のスコアを無視してビフォーアフターを繋げると、その間の上達速度がグラフ化された。
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黄緑は文字速度、黒はスコア

4ヶ月で8語→16語

一ヶ月平均2語速くなっていくと仮定した場合、あと4ヶ月練習すれば20語に達する。理論上は。実際は速くなるほど難易度も上がるため、上達速度は鈍る筈。モノになるまで一年以上かかるのも納得である。まだ半分も過ぎていない。

CW練習以外にBlogネタが無い。

出たくても常置場所から出られないし移動運用の予定も当分無い*1ので、昨日から電信の練習を再開した。

LCWOを利用。文字速度は落とさない。詳細省略。

別の練習方法も採用。移動中に文字20語/実効10語で聞き流し。符号に集中せず、他のことをしながら聞く練習。ほとんどの符号は聞いた瞬間に何かがふわっと浮かんでくる。けれども、アウトプットしようとするとそのプロセスに脳のリソースを奪われて後が続かない。受信もアウトプットも意識的にやろうとするからどっちつかずになる。受信を潜在意識に任せればいいのではないかと考えた。
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*1:雪国生まれなんで冬は冬眠です。

再開。

やめるか続けるか一日半程悩んだ。今さら全てを忘れて瞬間認識の訓練をやり直すのは不可能。20年離れても覚えているものをどうやって忘れられるのか、忘れるわけがない。それじゃ、逆にイメージ変換受信を伸ばしてやろうじゃないの。今でも調子良ければ10wpmは取れる。伸ばせば13wpmぐらい行くんじゃね?

練習には引き続きLCWOを利用。ただし、
・符号グループ混合はやらない。難し過ぎて嫌になるから。正解率5割の練習を続けられる程心強くないし。
・数字はアルファベットが完ぺきに取れるようになるまでやらない。混同している状態で混合練習しても難易度が上がるだけだから。
コールサイン聞き取りもやらない。何度も聞き直せて練習にならないから。
・レッスンもやり直さない。一度全部やったから。

英語平文をやる。
文字速度=実効速度で文字間隔とスペースが実際の交信に近いため、練習目的を交信とするなら符号グループでの練習よりも効果的。瞬間的に出てこない文字を他の記号に置き換えなくても正解率計算してくれる。紙に書かず、キーボードで入力する。*1
手始めに二アマの通信術試験速度の45字に近い9wpmでやったら7割しか取れなかった。1語遅くして8wpmで8〜9割なので、先ずは8wpmで100%を目標とする。

まともな練習は4日ぶり。
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練習を続けるためのTips

未来の自分に期待しない。理想像を思い描くと気負いしてプレッシャーとなるから、こんなの出来なくて当たり前。出来るほうがおかしい。*2
苦痛を感じたら中止する。
気分が乗らない日はやらない。

結果的に上野OMの指摘通りの「文字速度を遅くする」ことになった。楽器演奏を嗜まれ、スポーツカーを運転し、硬筆書道にブラインドタッチ、お仕事が英語塾の講師。一日中大脳フル回転の御仁は、物事の習熟度が平均よりズバ抜けて速い。器用で頭の回転が早い人が自分を基準にして教えたら凡人はついていけなくて当たり前。初めに気づくべきだった。不器用で根性もない奴が器用な人を真似ても上手くいかないことを。

*1:ブラインドタッチはできません。

*2:あくまで自分の心の持ちよう。CW愛好者を批判するものではない。