日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

第66回ALL JAコンテスト/Helvetia Contest/UKEI DX Contest

ALL JAは3年連続5回目。いつもは山へ行って6mに出るのだが、今回は思うところあって平地で10mシングルバンド。というかALL JAはオマケで、メインはDXコンテスト。サンスポットナンバー200もあるのにDXコンテストに出ないのはもったいない、じゃあ両方出ましょうという愚考(゚ー゚;

珍しくステー3本張った。当初6mのビームも載せようと思ってたが、平地ではタカが知れてるのでやめといた。既に暑かったし。

スイスが主役のHelvetiaコンテストと、イギリス&アイルランドが主役のUK/EI DXコンテストに参加予定。ヨーロッパが聞こえてくるまでALL JAでサーヴィス運用。ALL JAはマルチになる局しか呼ばない自己ルールを課していたが、5Q目にあっさり反故。関東平野ぐらいは出来ると思っていたけれど、GWは13、14、15しか聞こえなかった。耳を研ぎ澄ませばカスカスの11や18やScで3エリアも聞こえたが呼ぶのは遠慮しといた。筑波山に3局は居た模様。Esは47がやたら強かった。

今日もウォーキングノルマのために小1時間散歩。南のほうへ行ってみた。ヘリコプターの発着場があり、ロビンソンが2機、離発着練習を繰り返していた。

Helvetiaコンテストは毎年4月最終週末に開催されるスイスx世界のコンテスト。日本時間土曜22時から24時間で競われる。JAの有効交信相手はHB9のみ、ナンバーはスイスからアルファベット2文字*1、こちらから001から始まるシリアルナンバーを送る。ポイントはHB9が10点、マルチはEntityとアルファベット2文字コードの和。午後5時、やっとスイスのCQ TESTを捕捉。出力を50Wに上げて呼んだら引っ掛かった。コール3回再送してナンバーSGを獲得。こちらからTT1、と。スイスはFT8でもやってない。初めてが10m CWという斜め上の成果。

UK/EI DXコンテストは毎年4月最終週末に開催される世界x世界のコンテスト。昔は10月第1週でRSGB DXという名称だったが、いつの間にかこの時期になってた。日本時間土曜21時から24時間で競われる。つまり、ALL JAとモロかぶり。ナンバーは001から始まるシリアル。ただし、UK/EIからはシリアルに続けてアルファベット2文字の地域コードが送られてくるIOTAコンテスト方式。ナンバー長いからJA各局には敬遠されるであろ。ポイントはバンドやヨーロッパ局などで1〜8点まで細分化。マルチはEntityと地域コードの和。このコンテストの最もユニークなルールは、ログ受付期限がコンテスト終了後24時間しかない。申告スコアをリアルタイムに集計して暫定ランキングを公表するらしい。けれども、日没までに1局も出来ずじまい。CQ UKEIを出してるBYなら聞いたが、やるならグレートブリテンでしょ。大河ドラマを観たかったので真っ暗になる前に撤収して帰路についた。

コンテスト以外は28000.5kHzに出てたTT8RRの弩パイルを聞いたりした。Up1~6に広がるカオスだった。本尊も419ぐらいで聞こえてた。10mでアフリカ本土初めて聞いた。また、ふつうのCQ連発していたVK9DX(ノーフォーク島)を呼んだが、完全に聞こえてる筈なのにガン無視されて気分が沈んだ。もしかしてスプリットだったのかな。Upとか打ってなかったけれど。

交信していただいた皆さまありがとうございました。

*1:abbreviation of the canton for their location