日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

Scandinavian Activity Contest CWに参加

Scandinavian Activity Contest、通称SACは北欧が主役のDXコンテスト。有効交信相手はOHフィンランド、SMスウェーデン、LAノルウェー、OZデンマーク、TFアイスランドとそれらの分離エンティティ*1及びOXグリーンランドとなっている。交換ナンバーは001から始まるシリアル、マルチプライヤーはエリアナンバー毎のプリフィックス。

当局は初参加である。思い起こせば、2019年は強風のため移動中止、2020年はボウズ、2022年は開催中止と悉くタイミングが合わなかった。

日本時間11:35常置場所に到着。15mのV-DPを設営。何も聞こえないまま1時間40分経過。たまたま聞いていた周波数で突如モールス信号が聞こえてきた。13:47の1局目を皮切りに聞こえる局を片っ端から呼んでいく。みなさんJA向けに配慮しておられるのか、26語前後と比較的スローCQで助かる。送信出力はMax(50W)、いちおうまだ夏枯れシーズン中なのでQRPじゃ迷惑かなと思いまして。おかげでプチパイルアップも一発で抜けて気分爽快。

15:40、QSO済みの局しか聞こえなくなった。一旦マストを縮めて、エレメントを10mに調節して上げ直してOHゲット。だが、後が続かなかった。弱すぎて呼べない局ばかり。フルコール確認してもQSBの谷間に入ったらロストする弱さ。固定ナンバーなら兎も角、シリアルはミスコピー率が跳ね上がる。1時間以上ワッチしたがコンディションが良くなる気配皆無。家康観んなんし、もういいか。17:05 CL

エンティティの比率はOHが最多で、SMが続く。北米で例えたらWとVEの比率と似ている。LAは聞こえたのもナンバー交換したのも1局だけだった。その他は聞こえず仕舞い。

獲得マルチは
15m LA8、OH1、OH2、OH5、OH6、OH7、OH8、OH0、SM2、SM3、SM5、SM6、SM7
10m OH7

QSOしていただいた皆様ありがとうございました。


記録

今年のQSO 500に到達
総QSO 2000に到達
9月 CW初QSO
New Entity LA
10m 初ヨーロッパ

*1:OH0オーランド諸島、OJ0マーケットリーフ、OYフェロー諸島、JWスヴァールバル諸島、JXヤンマイエン島