日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

スランプ

245日目
f:id:kagobon:20170430215512j:plain
転勤で仕事内容が変わってしまって、帰宅してまで脳に余計な負担をかけたくなかったのか、月後半はどうしてもやる気が湧いてこなくてサボりにサボりまくった。これだけサボったのは年始めの大スランプ以来。

英語平文も300回以上繰り返すと定型パターンが頻繁に出てくることに気付いた。例えば、Yの次はかなりの確率でOUと続くし、ITの後のやたら長い符号はアポストロフィーで続くのはSかERと相場が決まってる。

文字速度20語の符号グループを続けることに疑問を抱きつつも他に効果的な練習方法も知らないので惰性で続けてるが、混合はいまだに90%以上が皆無だし、簡単な筈の数字もいまだに100%取れてない。20語/6語についていけてないのは明らかなのでこれ以上やる意味が無い気がする。(初めに戻る)

大型連休は別宅シャックの構築に着手する。

ALL JAコンテスト(出てない。)

気合い入れてやる気はなくCWで2〜3局交信したらやめようと思って午前中別の用事を入れてしまい、それが想像以上に肉体的にキツくて11時に帰宅してバタンキュー。気がついたら12時半だったので慌てて用意して車に乗ってとりあえず筑波山を目指した。神社側から登って風返し峠を右折、クネクネ区間を過ぎた先の最初に右側にあるパーキングに入ろうとしたが走り屋さん達のミーティングでごった返していてとても無線をできる状態ではなく、それでも1局強者がいらしたが、はい次。不動峠過ぎた後にあるパーキングには八木アンテナが2本生えており、内1本がどう見ても6mなのでやめた。次の朝日峠のパーキングも車びっしり。天気良いからな。フルーツラインで一旦下り、青年の家めざして再び登った。途中ソーラー発電所の入口付近に1局いたがコンテストでは無さそう。森林公園のパーキングにも1局。困った、めぼしい場所にはすべて埋まってる。まあ出遅れたからしょうがない。青年の家の先は未舗装の獣道で断念して引き返して来ると、森林公園の局が片づけ中。時計を見たら15時過ぎ。このコンテストは15時で終わるやつだっけ?24時間のような気がしてたけど違ったか。じゃあもう帰るしかないな。

という駄文を書いた時点であと4時間残ってるけど、今さら出掛ける気力無し。自宅でFT-817にホイップ付けて50.300〜50.500MHz辺りをスキャンしたがノイズしか聞こえなかった。矢張り、コンテストのためだけに一日時間を取るべきだった。内心CW出なくて済んでホッとしてるが。1ミリも楽しいと思えない心底向いてないものを無理矢理やることもない。

FとL

今週の成果 4/9-15

13語は速過ぎて嫌になる。
f:id:kagobon:20170415132501j:plain
英文は50字目位までは集中できても、ほんの些細なこと、例えばミスタイピング等、があると糸が切れたように訳が判らなくなる。ストレスを感じたら練習を中止することにしているので、一日3〜4回しか試技できていない。

筆記練習用ノートを発掘。久しぶりに符号グループをやってみた。
f:id:kagobon:20170415131440j:plain
特定の2文字が出てこない率は異常。この2文字はイメージ変換でしかデコードできないから仕方がない。けれども、瞬間的に出てこないときは考え込まずに飛ばすスキルが身に付いてきたから成果はあった。

コールサイン聞き取り
f:id:kagobon:20170415132932j:plain
17語から23語まで上昇したあと、また17語まで連続下降。波があり過ぎ。あてずっぽうでなく、ちゃんと取れてるつもりなのに間違えてる。どうして間違えるのか分からない。

電信の練習を始めてから今日で240日目

情熱と素質がある人は一日何十分も練習して8語ぐらい取れるようになったらデヴューするのだろうが、わたしはどっちも無くて練習不足なうえに常置場所から出られず移動運用の重い腰も上がらない。まったくできない頃は10語位取れたら楽しそうと思っていたけれど、実際は12語取れても1ミリも楽しくない。何故なら実際の交信を聞いても12語位のスロー送信してる局はおらず、皆速過ぎて何を打ってるのか解らないから。CQを出したら自分の取れない速度で呼ばれる可能性がゼロではない。実際そういう意地悪いことをする人は少なからず居るらしい。呼び回りは相手の速度に合わせなければいけないが、何度か聞いてコールサインは取れても今度は送信が思うようにできない。送信練習はスッパリやめた。パドルとか不器用な人間には無理。自分の少ない脳みそと不器用な手指では最低限のプレーもできやしない。送信はキーボードでも、せめて受信くらいは自分の耳で聴きたい。

電信はみなさん「苦労した」と仰るのにそういうことを綴った記事はあまり見掛けないので作ってみたくなった。これだけが練習を続けているモチベーションとなっている。

CW練習 3/27-4/8

233日目、13.6時間
前回から2週間経つが、ホームQTHのQSYに伴いネット不通3日間を筆頭に公私共に忙しすぎて練習は7日間に留まった。

英語平文は12語を卒業して、今日から13語に上げた。大体25〜30字に1字ミスる位。また100回程練習すれば大丈夫じゃないかと思う。

符号グループは引越しのドサクサで筆記練習用のノートを紛失してしまい、やってない。目標は20語のリアルタイムロギングだから、筆記は10語ぐらいでいいかなと思ってる。まだ5語しか取れないが

コールサイン聞き取りはMax24語が1回。スコアは横ばい。

新ホームQTH

またもや1階しか空いてなかった。低地だった前QTHと違い台地状の土地で周囲が開けている。ベランダの間口も広く、6mのダイポールくらいは張れそう。引越の片づけが終ってないので無線は早くてもALL JAぐらいか。アンテナ調整とかでよく利用していた利根川沿いの移動場所は遠くなってしまった。また別の場所を見つけなくては。

KH4とKH7K

「KH4とKH7Kが2016年8月26日付けで消滅(したと思っていた。)」*1

消滅理由はハワイの海洋保護区の面積が4倍に拡大し、行政管轄が変更になったためとしている。ミッドウェー環礁は1996年に米軍が撤退した時点で政治的分離要件は満たされなくなったと思うが、何故か今日まで親エンティティのハワイとは別エンティティとなっており、KH4によってハワイと分離という理由でクレ環礁にも分離ルール適用となっていた。

DXCCは追いかけてないがDXCCの分離ルールには興味がある。地理的分離*2は理解できる。政治的分離のうち国(主権)が異なるのも解る。しかし、地理的分離ルールに該当せず、かつ同じ国が治めていても分離ルールが適用されている例がかなりある。その線引きが分からない。恐らく「政治的」というのを日本人の感覚で理解できるよう適切に訳せてないのだと思う。

例えば、
セントポール島(CY9)
カナダ本土の沿岸から僅か25km沖に位置する小島。どう考えてもカナダなのに分離ルールが適用されている。理由はカナダ運輸局の管轄下で、上陸するには当局の許可が必要だからという。一政府機関が国と肩を並べる扱いなのが腑に落ちない。

アルバ(P4)、キュラソー(PJ2)、ボネール(PJ4)
ベネズエラ沖のオランダ領の島。ボネールは海外領土。アルバとキュラソーは本国扱いということで分離ルール適用はまあ分かる。アルバとキュラソーが分離しているのが解せない。それぞれ100kmも離れてないのに。

デセチェオ島(KP5)
プエルトリコ西端沖20kmにある小島。どう見てもプエルトリコ。理由は合衆国魚類野生生物局の管轄下で、上陸するには当局の許可が必要だからという。

マーケットリーフ(OJ0)
ボスニア湾の入口にある岩礁。島の中央部を複雑な線形の国境が通っており、スウェーデンフィンランドに分かれている。フィンランド側がオーランド諸島(OH0)によって本国と分離しているから、という理由で別エンティティなんだが、オーランド諸島もフィンランドでしょうが。どうして分離されるのか意味が解らない。

英国本土
グレートブリテンイングランドウェールズスコットランドに分かれる。さらに北部アイルランドマン島ガーンジー島ジャージー島と本土だけで7エンティティに分離している。

ドデカネス諸島(SV5)、クレタ島(SV9)
ここも圧倒的に距離が足りないのに何故ギリシャ本土から分離してるのか。他にもスペインのバレアレス諸島やイタリアのサルディーニャ島も地理的分離要件を満たしてないと思う。こうやってみると米英と欧州ばかり。政治的な意図を感じずにはいられない。

*1:その後当局が精査した結果、分離ルールを満たしていたため消滅を取り消し。つまり、結果的にエイプリルフールだった。

*2:陸上は他国を挟んで本国から100km以上、島は本土及び親エンティティから350km以上