日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

CW練習・1年8ヶ月(+1日)

前回からのトピックス

実効12語継続中。サボり癖直ってない。心折れる→復活。

受信

符号グループの数字、文字は共に満点。

混合3分
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相変わらず1 J、6 Bが鬼門。逆のJ 1は皆無、B 6も滅多に無い。他に数字を文字に間違えるパターンは5 Hと3 4 V。これらは一年以上前から混同しっ放しであり、混合練習を幾らやってもまったく改善が見られない。つまり、状況的には間違えるものと認識せざるを得ない。本番で自信が無ければ聞き直せばよいだけ。

コールサイン聞き取り
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6ヶ月ぶりにハイスコア更新。途中で全く解らなくなることが無くなったのと、スラッシュの前にプリフィックスが入る長いコールサインもなんとか対応できるようになったのがポイントに繋がったと分析。このアヴェレージなら国内コンテストであれば、迷惑にならない程度で運用できるのではないかな。けれども、ラバースタンプは無理。受信中の符合の意味をある程度類推できないとラバースタンプは難しい。それには遅れ受信能力が不可欠。遅れ受信は1〜2文字なら出来ることもあるが、常時絶対できる自信は1文字ですら未だ無い。逆に考えると、ラバースタンプに挑戦しない限り遅れ受信は身に付かない、と思う。

送信

新たに調達したエレキーは、コンテストで使うにはメモリーの再生仕様が不向きなのと、送信も若干タイムラグがあって気になる。筐体サイズも大きい。これは別宅専用にして、移動用にはまた別の機種を考えてる。

VoIP試用

9エリアのローカルから、zelloへのお誘いがあったのでサインアップしてみた。

zelloとは、VoIPアプリケーションの一種。通信方式はシンプレックス。本来デュープレックスである携帯電話を敢えてシンプレックスにすることにより、インターフェースがアマチュア無線ぽくなってる。アカウントをコールサインで取得しておき、D-STARで交信した相手とラグチューしたくなったらzelloへ移動するみたいなことを言っていた。カムバックが当局の約一年後なのに、当局には前衛的すぎて拒絶反応が起きたD-STARを既に使いこなしている辺り流石としか形容しようがない。中波ラジオBCLから始まり、無線はCB→パーソナル→アマチュアとステップアップしてきた正統派。趣味が高じて高校、大学と技術系の進路を歩まれ、頭の作りが根本的に違う。二アマも高校生でお取りになってるし。話が逸れた。

使ってみた感想
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ひとことで表現すると、音声のLINE
必ずしもリグの前に居る必要はなく、メッセージを送っておけば好きな時に聞けるし、保存されるので繰り返し聞ける。完全にラグチュー気分で会話できる。彼とのラグチューはzelloがあればいいやと思った。

CW練習・468日目

実効12語で混合3分連続受信をやってみた。
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短い符合が続けてくるとパニックに陥る。イコールはイコールと解っても指がエックスを押してしまう*1。1 J、6 Bを克服できない。練習不足がすべての原因だと思っていても、練習量を増やすとストレスも増して練習が嫌になるので現状維持。気負わずに粛々と続けるしかない。

*1:SHIFTを押しながら、などとやってると次の符合が頭に入ってこないので、わざと間違えたほうがマシという理論。

スランプから抜け出せない。(祝CW練習100エントリー)

実効12語で絶賛停滞中。
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横ばいならまだしも、サボり癖が治ってないので練習不足なのか、徐々に劣化してきている。2ヶ月ぶりに英語平文をやったら、17語についていくのがやっとだった。ミスタイピングも馬鹿にならない頻度で起きてる。文字速度20語がボトルネックになっているのは明らか。どうして趣味なのに苦しい思いをしてストレスを溜めなくてはいけないのか。これはスランプではなく、決して超えることの出来ない壁に違いない。ぽきっ

新兵器着弾

買った。
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6mのメインアンテナであるスイスクワッドは、しぶとい耳と低い打ち上げ角により、数々の意外性のある交信を成立させてきた。しかし、移動運用で使うには組み立てに時間がかかりすぎるし、ばらした状態でも嵩張るため自動車で行けるところでしか運用できない。徒歩移動にも耐えられるコンパクトでかつスイスクワッドと同等かそれ以上の利得のあるアンテナを検討していた。というか、目ぼしは付けていた。あとはいつ買うかだけだった。昨年と同じことはしないつもりなんで、今シーズンに向けてまずはアンテナから再整備する。というわけでRadixの移動専用4エレ八木をポチった。

同じ4エレではコメットのCA-52HB4が人気かと思うが、若者時代にマルドル50HS-2HB、コメットCA-52HB3を使った経験から耐久性と調整がシビアな位相給電は選択肢になかった。Radixは昔無かったメーカーなので興味があった。バラした状態で長さ1mに納まる構造も魅力的である。釣り竿ケースに入りそう。

室内で組み立て予習。
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移動専用とはいえ結構部品点数が多い。蝶ネジが3種類もある。しかし、マストクランプとエレメントブラケットは一度取り付けてしまえば付けっ放しにしたままブーム三分割できるし、エレメント先端はすべて共通だから迷いようがない設計は親切。ラジエータとショートバーがASSY化されてて、ここがいちばん弱いのではないかと思う。

全組み立てと調整は日を改めて。本番(ALL JA)前に1回は使っておくか。コンテスト以外は出る気しないので、3/21の東海QSOか、4/15のオール東北を考えてる。