買った。
6mのメインアンテナであるスイスクワッドは、しぶとい耳と低い打ち上げ角により、数々の意外性のある交信を成立させてきた。しかし、移動運用で使うには組み立てに時間がかかりすぎるし、ばらした状態でも嵩張るため自動車で行けるところでしか運用できない。徒歩移動にも耐えられるコンパクトでかつスイスクワッドと同等かそれ以上の利得のあるアンテナを検討していた。というか、目ぼしは付けていた。あとはいつ買うかだけだった。昨年と同じことはしないつもりなんで、今シーズンに向けてまずはアンテナから再整備する。というわけでRadixの移動専用4エレ八木をポチった。
同じ4エレではコメットのCA-52HB4が人気かと思うが、若者時代にマルドル50HS-2HB、コメットCA-52HB3を使った経験から耐久性と調整がシビアな位相給電は選択肢になかった。Radixは昔無かったメーカーなので興味があった。バラした状態で長さ1mに納まる構造も魅力的である。釣り竿ケースに入りそう。
室内で組み立て予習。
移動専用とはいえ結構部品点数が多い。蝶ネジが3種類もある。しかし、マストクランプとエレメントブラケットは一度取り付けてしまえば付けっ放しにしたままブーム三分割できるし、エレメント先端はすべて共通だから迷いようがない設計は親切。ラジエータとショートバーがASSY化されてて、ここがいちばん弱いのではないかと思う。
全組み立てと調整は日を改めて。本番(ALL JA)前に1回は使っておくか。コンテスト以外は出る気しないので、3/21の東海QSOか、4/15のオール東北を考えてる。