日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

アンテナが見えなくなった。

別宅の主力アンテナがLiveカメラに映らなくなった。

1月25日の朝までは見えていた。その後、積もった屋根雪が融けたら見えなくなった。26〜27日にかけて降った大雪で傾いたか倒壊したか。アローラインを上げてたときもひと冬越したら傾いていたので、更に受風面積が大きいアンテナがなんともないわけがない。どのみち春になるまで屋根へは上がれないので、いま別宅へ行ってどうこうする気は無いのだが。

CW練習再開3週目

先週とほぼ同じ。

Maxは乱高下しながらも、日平均を平均すると25語の横ばい。つまり、2週間毎日コールサイン聞き取り練習をやれば耳は回復すると判った。

ただしコンテスト限定。平文だと9語位が関の山

本番までまだ2週間ある。せっかく回復した耳を落とさないようにしないと。

雪と氷に覆われた絶海の孤島で無線をする人達'23

地球上で最も孤立した島は南大西洋にあるノルウェー領のブーベ島である。最も近い陸地は南極大陸で1600km、定住民がいる場所ではイギリス領トリスタンダクーニャ島の2260km、都市では南アフリカケープタウン2520kmとなる。亜南極帯に位置するため気候は一年を通じて平均気温氷点下。火山性の島で平地がほとんどなく、氷河と雪に覆われている。絶海の孤島なうえに厳しすぎる世界一気候の過酷な場所に22年ぶりにヒトがやってくる。目的はアマチュア無線の運用。コールサインは3Y0J

2018年と2019年にも計画はあったが、いずれも悪天候に阻まれ島を目前にして引き返している。今回は上陸はしたようだ。
https://www.facebook.com/groups/3093983840726129

あの島に人間が上陸すること自体世界的ニュースなのに、目的が「遊び」に行くのだから信じ難い。まさしくキング・オブ・ホビー。

伝播状況をVOACAPで占ってみた。
条件 FT8 50W、相手3エレ、当局2エレ(21/28MHz)、DP(それ以外のバンド)

ショートパスは日本時間午後9時頃から聞こえ始め午前1時頃まで、その後は18M、14Mとバンドを下げながら午前3時辺りまで。

強いけどライヴァルも多いので絶対無理。

アンテナのフロント方向に当たるロングパスは午前7時頃が最も強い。

夕方5時頃にも入感のチャンス(グレーライン?)があるが、どちらも当局の設備ではパイルを抜けないであろ。

DX'erの先生のお邪魔にならないよう聞いてるだけにします。

2023.2.8追記

QRV始まったが、タワーに4エレの局でもカスカスらしい(17m CW)。当局の設備では受信も出来なさそう。

2023.2.12追記

当局の巡回blogにもQSOした人がちらほら出てきた。中には50Wで出来た方も。CWが狙い目か。

2023.2.14追記

終了したようだ。OQRSを担当するM0OXOによると、1st.QSOが06 Feb 16:24、Last QSOが13 Feb 18:51となっている。強風が吹き荒れる最高気温氷点下の無人島で7日間も滞在するとか想像を絶する過酷さ。クルーの皆さんはご苦労様でした。無事の帰還を祈ってます。

CW練習再開2週目

2週間も続いたのは何年ぶりだろうか。

先週と比較すると、最高30語に割とすぐ届くようになったが、たまに21語でも間違えてるのでまぐれが続いただけだろう。速度が上がってくると3 4 Vをナチュラルに間違えるのは相変わらず。