日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

HAM World Vol.7

CQ誌4月号以来となる無線情報誌を購入。HAM World誌としては昨年9月刊のVol.4以来。

特集「21/28/29/50MHz帯でEスポ交信を狙う!ハイバンドHF+50MHz運用法」というのがツボにはまった。表紙はIC-7610とFT-70D

Eスポが発生しているとき8エリアからCQを出すと1や3からパイルアップになるが、逆はないので呼び回りに専念しましょうという件がおもしろい。自分の若者時代はEスポが出たらよくCQを出していた。6や8からのパイルを浴びれるのは9エリアの特権と言える。けれども沖縄には敵わない。EスポでQSOできる近距離限界は経験上400km位(50Mの場合)。北は秋田・宮城、西は島根・広島、ぎりぎり香川・徳島も入るか。それより近いところはグランドウェーブかスキャッター狙いとなる。うちの6エレくらいではスキャッターが出てる方角を知るのは難しかったので、ローカルのお兄さん(9エレ)のCQをワッチして方角を真似ていたっけ。

あの素晴らしい日をもう一度。

一年経った。

奇しくも、総交信数CQ回

バンド・モード別

7M 1 CW×1
21M 1 CW×1
50M 43 SSB×42 FM×1
144M 1 FM×1
430M 2 FM×2
1200M 1 FM×1

HFは全て電信、V/UHFは全て電話
FMは同一局、50MのSSBも2回が1局あるので、局数は44局

DX

JA 100%

受信だけなら34エンティティ。

国内

エリア 1、2、3、8、9、0エリアと交信
都道府県は数えていない。

二年目の抱負

・別宅を通年運用可能にする。
・国内はコンテストとローカルラグチューだけでいい。
・電信でDX

CW練習・11ヶ月

月イチのお楽しみ成果報告。このエントリーを書くために、初めてうきうきしながら練習した。271日目、925分(15.4時間)、一日平均3.2分

符号グループ、最近のマイブームは3分間耐久聞き取り(文字速度20語/実効7語)
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後半のミスコピーは相変わらず。

混合は実効7語に上げてから、未だ正解率100%が出ていない。
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苦手なミスコピーパターンを引きずっている。

数字も3 4の混同を未だ克服できない。
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1ヶ月半ぶりにコールサイン聞き取りを実施したところ、スコアと速度をダブル更新
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英語平文は14語をやってるがギリギリの綱渡り。アンブラインドタッチ*1の限界かもしれない。

先日のAADXではDXと交信して一年前に掲げた目標を達成してやろうと目論んでいた。地上高4mの7M逆Vダイポールでも、HLかBなら出来るかもと3ミリくらいは思っていたけれど、CQ TESTを出しているのがほとんどJAという状況に戦慄。呼び回り専門の当局にとっては相性が悪かった。二度と来ないCQ歳のAADXだったのに。コンテストが終わったあと、やけくそでふつうのCQを出してみたが、月曜の9時すぎに7MのCWバンドを聞いてる局が居ないのか、国内ですらまったく飛ばないどうしようもない空中線なのか。そんなことはないだろう。若者時代は地上高3.5mの短縮ダイポールにSSBで一日100局以上交信していた。ということは前者、つまり局数が激減したことを立証できてしまった。

また、送信が思い通りにいかない。2ヶ月程練習してないし。8wpmの超スローでも「CQ CQ DE コール2回 K」を只の一度も間違えずに打てない。投げ出したくなる程の不器用さに気が滅入った。矢張りパドルはすっぱり諦めてキーボード送信でいいかとも考えた。将来的にはリアルタイムロギングを目指しているので、始めからキーボード送信のほうが都合良いのでは。

*1:キーボードを見ながらでないと入力できない。

初CQ空振り

AADXが終わった後、静まり返った7MでCQを出してみた。5W、10wpm、KX3のパドル打ち。「CQ CQ DE コールサイン2回 K」を2回。応答なし。3回目で冒頭のCがツートツートツーになってしまった。続くQのつもりがツートツー。少し間を置いてやり直した。しかし、どうしてもCにならない。4回やり直し、8wpmまで遅くしても上手く行かず、今日はだめだと判断して中止した。送信練習まったくやってなかったからな。呼ばれなくて良かった。

50Mを聞くと、8エリアがオープンしていた。Eスポ最盛期で、あるな。

新しいアンテナ伝搬実験

DJ-G7用にハンディホイップ35cmサイズ*1を買ったので無線機に取り付けて、先月カムバックした友人と伝搬実験をした。直線距離約3km、どちらもアンテナは屋内、木造住宅。SRH805Sを使用した前回は1200Mでは不成立だったが、今回はS5~8で成立。430Mは更にクリアーで0.3W同士でS9~9+。これが144Mに下りると、友人のほうは固定用として使っているモービルホイップが144Mは車体ラジアルを利用するタイプなので、窓際に置いた状態では使えず、純正ホイップになるためシグナル強度・了解度共に430Mの非ではなくなった。ということで、430Mで20数年ぶりにローカルラグチュー。DJ-G7のバッテリアイコンはフルとハーフの2段階表示。付属のリチウムイオン充電池EBP-73で1時間45分にやっとハーフ表示になった。これは3時間使えるか?と思っていたら、約15分後の送信中に突然シャットダウン。他に送信可能な無線機はKX3しかないが、友人が受信できる周波数では送信できないので、800/850/1700/2000MHz帯全自動フルデュープレックスPCMトランシーヴァー*2の文字通信機能*3でDJ-G7の電池が終了したことを通知した。友人はクレードルに挿した状態で常に充電ランプが点いてるが、充電が追いつかないということは無かったというレポートであった。0.3Wで。

この軽さとはいえ、手持ちは疲れるし、片手が常にふさがっているため、Webで調べ物をするときに都合が悪い。外部マイクとPTTフットスイッチは要ると感じた。ちなみにVOXも試したが実用には程遠かった。ぐたぐだと2時間近くも喋っているとリラックスしてきて、つい別宅コールを言いそうになる。DJ-G7は1のコールでしか免許下ろしてないのだ。

*1:ダイヤモンド SRH951S

*2:携帯電話

*3:SMS