日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

WSJT-X 2.4.0をインストール

正式版の最新Ver.であるv2.4.0をインストールした。v2.2.2からアプデして設定等は引き継がれた。
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メニューを見ると、FST4、FST4W、Q65というモードが追加されている。*1
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参考までにv2.2.2(macOS版)だと
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v1.7.0で追加されたISCAT、QRA64は廃止されたらしい。

諸元表書き直すかと思ってv2.4.0のUser GuideのProtocol Specificationsを調べた。FST4はLF用のFT4、FST4WはLF用のFT4ビーコン?、Q65はQRA64の進化Ver.でスキャッターやEME用でいいのかな。方式、通信速度、周波数偏移幅、符合構成は書いてあるが副搬送波周波数がどうしても判らない。それっぽい記述が見当たらない。総通がデジタルモードの届出要領を緩和したおかげで諸元表を書き直さなくてよくなり、先人達の作った諸元表がネットでヒットしなくなったからなぁ。新モードで出ることは無いと思うから放っておくか。

*1:FST4、FST4Wはv2.3.0から、Q65はv2.4.0からそれぞれ正式搭載された。