日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

しぶんぎ座流星群 de 流星散乱通信

準備

WSJT-Xのパラメータ

モード MSK144
デコード ディープ
F Tol 200
Rx 1500 Hz
T/R 15s
自動シーケンス ON
受信中のステータスは13%前後なので処理能力にはまだ余裕がある。

時計合わせはBktTimeSyncを使用。

リグの設定

受信周波数 50.260MHz
モード USB
プリアンプ ON
出力 50W
XIT ON
皆さん50.2605〜50.2626kHz辺りに出られてる*1ので、受信周波数を変えずに送信をXITで合わせてやる*2。このやり方が合ってるのか判らないが。

アンテナ情報

2エレ位相給電八木
地上高 10m 固定
方角 35° 回せない。
仰角 0°(水平) 固定

運用

3日 21:10から4日 09:00

席に居たのは21:10〜22:30、04:03〜06:15、08:16〜09:00*3
受信ログ


ビームフロントの7、8エリアが多い。次はバックビームの3、4、5エリア。1、2エリアはバックスキャッターか?

PSKR


04:45から出したCQが8エリアで捕捉されていた。CQは70回位、呼び出しは25回位したが、スポットはこれ1回きり。交信はしていない。

4日 14:45から16:00

輻射点の角度が浅くなる頃を見計らって再開
結果、デコード出来ず。
雪降ってたからなぁ。

所見

PSKRにスポットされたので成果はあった。交信に至れなかった原因を考えてみた。しぶんぎ座は出現数は多いがピークカーブが鋭いため、スイートスポットを外すと閾値を軽く下回ってしまうのだろう、たぶん。今年のピークは4日正午すぎ、MSに適した輻射点の角度は何度位なのか?受信実績から推測すると相当浅い角度でないと難しそうだ。また、ノイズの多い日中より夜間のほうが適していると思う。正直なところ、経験値が少なすぎて分からない。

次はみずがめ座η流星群を予定。

*1:バンド状況のFreqの表示1500=50261.500kHz。

*2:TS-590Gの場合、XIT 1.500=TX 50.26150MHzとなる。

*3:08:38頃から隣市の局がGWで入り始めたため止めた。