日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

WPX CW Raw Score

SO ALL QRPで世界 192位、アジア 22位、JA 14位、JA9エリア 1位だった。
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生スコアなのに、提出スコアから上方修正されていた。つまり、ロシアの9Fは欧州圏ということ。CTESTWINの大陸判定テンプレート間違っているな。

JAを代表するQRP'erの先生方が鎬を削っている末席に加われて光栄です。

2021.11.11追記

Log Check Reportが届いたので確認するとトータルスコア24に再修正されてた。どっちやねん!?

WPX CW ログ提出 ほか

Webページからログを出そうとしたら、カテゴリーステーションが間違ってますよと指摘された。
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スラッシュ付きのコールサインで提出するとき、ここはいつもPORTABLEにしているのだが、WPXはFIXEDとDISTRIBUTEDしか選べないようだ。疑問に思って「/9」で参加した2017年のカブリロを確認したらFIXEDだった。もしかして自Entity内の移動運用はFIXED一択でいいのか?

もうひとつ、今回交信した局で、どの大陸に属するのか確信を持てない局がいる。ロシアの9F*1なんだが、CTESTWINはASと判定、Prefix的にもAsiatic Russiaと思っていた。けれどもClublogはEuropian Russiaと判定しているし、RDXCのロシアリージョンリストでもPermskiy krayはEUになっている。これがEUだとすると、得点計算は6ポイント→8ポイントになり、トータルスコアも24→32になる。もうログ出したから後の祭りだけど。

*1:9エリアのトップレターFの意味。ロシアのコールサインはナンバーとトップレターでだいたいのQTHが判る仕組みになっている。

2021 CQ World Wide WPX CW Contestに参加

WPXは2年ぶり。日本時間午前9時に別宅シャック入り。送信出力を最小の5Wにセット。
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WPXとWWDXはQRPで出ることにしているので。

14Mでスタート。早々に広島県福山市の山の上のビッグガンコンテスターを発見。滅茶苦茶強い。リアルにS9振っている。今日こそは出来る。呼んだら一発でコールバック。さすが耳が良い。開始15分というのにもう30番台が送られてきた。こちらから5NNTT1、と。初日はこの1Qのみで終了。雑用を片づけたかったのもあるが、シリアルのコンテストはやる気がまったく湧いてこない。夜は疲れて早々に寝た。

2日目も14Mでスタート。東京五輪の記念局を探す。10局もいるから何局かは国際コンテストに参戦しているだろう。だが、耳を皿のようにして探して8N1OLPしか見つけられなかった*1。21Mは午前中は賑やかだったけど、殆どBYとHLのQSO済みのコールサインで辟易。JAの一般局は基本的に呼ばないことにしているのでスルー。尤も8エリアしか聞こえなかったが。天気も好くなってきたんで、シャックに居るのがアホらしくなって、車を洗ったりして、昼食挟んで戻ってきたらすっかりコンディションしぼんでいた。などと紆余曲折あって14と21で計4局6ポイント4マルチでログアウト。シリアルのコンテストはやる気がまったく湧いてこないのもあるが、別宅はいろいろ誘惑が多くて無線に集中できないのがいちばんの問題。Oさんと五輪の記念局できたから成果はあった。

今回のWkd記録

広島県
・「/9」でCQ Zone 17

*1:8N9とか激レアなのにいまWPXに出なくてどうするんよ。

CW練習・モールス練習帳 編

昨日20語は取れると書いたが嘘でした。20語の欧文ランダムは最初の3字しか解らなかった。どこまで遅くすれば取れるのか試してみた。12語でも7字でフリーズだったため、一気に9語まで下げたら約85%だった。

今回利用したのはCQ誌2021年6月号P135に記載のあるWebアプリケーション。本誌で電信の記事を執筆なさっているYLの方が開発されたらしい。才能が豊かで羨ましい。
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FとLは間違えなくなったがLとYは克服できていない。途中、字を書き間違えそうになって手が止まってしまい、スペースまで待ってやっとリカバリー。ほぼ一年ぶりに受信練習した所為もあるか。とりあえず二アマの通信術速度はクリアー。資格どおりの技能はまだあった。満足したので次は一年後ぐらいに。
 
 

 

梅雨入りが早過ぎて辟易したのでCQ誌買った。

1月号以外を買ったのは2019年7月号以来。
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CW特集だったので。

さらっと目を通してみて気になったことを幾つか。中学生一人目、ビギナーなのにいきなり50W出しちゃうんだ。電信の50Wはかなりのハイパワーだと思うよ。二人目は裕福なご家庭なんでしょうなぁ。当局が速過ぎて嫌になった某CW練習ソフトで15Comboですかそうですか。才能があって将来有望ですね。

当局はカムバック2年目から電信ばかりやっているが、実は今でもあまり好きではない。電話は喋るのが億劫だし、デジタルは技術的敷居が高過ぎてちょっと無理という消去法でやっているからかもしれない。まったく出来ないところから一年半ぐらい練習して、ある程度出来るようになったらコンテストの呼び回りでは困らなくなってしまい満足。上達も足踏みどころか衰えている。今まで最高だったのは2018年のALL JA辺り。躊躇なくCQを出せたし、コールサインとナンバーは一回でコピー出来てた。コンテスト以外はコピーできないんじゃないかと思うと怖くて出られない。ラバースタンプQSOの練習などしてないから、たぶんコピーできないと思う。紙に書かないと不安なのは、いまだにイメージ変換から脱却していない証拠。現状20語まではコールサインとナンバー3桁位なら一回でコピーできる。速くなってくると筆記でもミスコピーが多くなってくる。何回聞いても何を打っているのか全く解らなくなるのが30語辺り。

音を「ぴぴぴーぴ」などと脳内で反復しながら点と線に置き換えて文字に変換して筆記やキーボードへアウトプットする作業を1文字ずつやってる状態。こんな非効率なシークェンスでも毎分100字に対応できてしまう*1のだから人間の脳はすごい。記憶受信のバッファが少なくて文字を書く作業を同時並行にできないのがスピードアップできない要因と分析している。尤も根本的にやり方が間違っているのだからこれ以上どんだけ練習しても時間の無駄。脳内に浮かんだ点と線を数えてしまう癖を止めたいとは思っているが、どんな練習をすれば克服できるのか?どうすれば符合を聞いた瞬間にアウトプットできるのか?

本誌134〜135頁に「符合をひとかたまりの音ととらえるように」「電鍵を楽器のように」などとあるが、リズム感が無いと自負している当局にはそれだけで身構えて心の中で抵抗してしまう。出来た人が執筆しているから当たり前のように簡単に言ってしまうのはしょうがないのだが、兎に角頑張るしかないという身も蓋もない電信練習道。

電鍵はパドル一択。1レバーも2レバーもなんとか使えるが、リズム感の無い自分に素早いスクイーズ操作は無理*2なので1レバーのほうが好き。でも1レバーは点を打ち過ぎたり足りなかったりするので、結論はできる限りパドルは操作したくない。というわけでコンテストではPC送信専門。手打ちが必要になるシーンは交信打ちきり0ポイントで対応。それで別に困ってないから送信練習もしていない。縦ぶれは使う意味が見いだせない。早い話、成果が見えないものをコツコツとやり続ける程気が長くない飽きっぽいという自分のダメな部分を再認識させられて気分が沈んだだけだった。買わなければよかった。(゚ー゚;

*1:PCロギングだと筆記にリソースを持っていかれないため。筆記の場合は60字位かな?

*2:20語でAが8割型Rになってしまう。自信を持って間違わずに打てるのは16語が限界。