日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

10mのアンテナ増設

別宅。ローカルが7/21/28Mのダイポールアンテナ(コメットCWA718)を譲ってくれると仰るので、代わりに手持ちの144~1200Mモービルホイップ(ダイヤモンドSG9500M)をトレード。色気出してモービルホイップなんぞ買ってみたけど全く使わなかった。ローカルは10m専用で使用していて、7/21Mの短縮入りエレメントは未使用。当局も10m専用で使用する。

先ず昨年12月に支線を展張していた竹竿が折れて使えなくなったエンドフェッズを撤去。

新しいアンテナはシャックの屋根の頂部から塩ビパイプを0.7m突き出して先端に給電部(バラン)をぶら下げた。ワイヤーの端っこはプラ碍子を経てナイロンロープを継ぎ足して展張角120度になるような位置の木の枝に結んだ。同軸は3D-2Vが35mついていたが、シャックに引き込んでリグの背面まで引っ張り、1m余裕をみて切断。残りは返却する。M型コネクタをはんだづけしてSWRアナライザーで測定すると29.0MHzで同調していた。そうか彼はFMしか出ない局だった。

1MHz下げるには両端に18cmの電線を継ぎ足さないといけない*1。翌朝、瓦の温度が低いうちに1時間程作業。シャックに戻って再測定。今度は27.5MHzで同調。18cmで1.5MHz下がったから両端6cmカットすれば0.5MHz上がる筈。計算適当すぎるが気にしない。夕方作業再開。今度は27.9MHzでディップ。おかしい。でももう一度下ろす時間無いし、CWバンド(28.0〜28.2MHz)内はSWR1.4で収まっているからこれでヨシとしよう。

地上高は給電点で6m。エンドフェッズより0.5m高くなった。

FT8で飛びを検証。VKには届いた。

これで今年もARRL 10mに出られるな。

*1:300÷29MHzx0.97=10.03mの1/2λで5.015m。28MHzで同様の計算をすると5.196m。差が約18cm。あ、書いてみて判った。正解は片側9cmだった(゚ー゚;

2021 WWDX CW結果発表

SO QRP 15mで無事JA9エリア1位だった。

だが申告スコア1825Ptsから675Ptsも減点された。

Log Check Reportによると、コールサインミスコピー3局。ミスの内訳は、9を8に聞き間違い、7を6に聞き間違い、DをNに聞き間違い。これで3交信減。加えてペナルティとして、QSOポイントの2倍を減点。3局ともWの局なのでQSOポイントは3Pts。つまり、1Qにつき9Ptsを失うのでポイントの減点は3x9=27となる。

申告 27Q 73Pts x 25M = 1825
結果 24Q 46Pts x 25M = 1150

教訓事項は・・・自分の耳よりパーシャルチェックを信じろ、かな。

今年もがんばります。

CW練習・Morse Runner for JA Contest編

GWに突入してFT8も交信し難くなったのでCW練習を再開した。

今回利用しているのはMorse Runner for JA Contest
www.hamlife.jp

自局のCQ TESTに対してリアリティのある音響効果を伴って呼んでくるコールサインとナンバーをひたすらコピーする。ロギングソフトのインターフェースはzlogらしい。チェックボックスに全部レ点を付けるとQRMや突然オンフレでCQ出されたりQSBの谷間で聞こえなくなったりして練習にならないので、全部外したがこの状態でも強かったり弱すぎたりピッチをずらして呼んできたり爆速だったりパイルアップ(今のところ最多7局)になったりする。

動作は多少怪しい点がある。例えば、1エリアの移動局なのに8エリアのナンバーを送ってきたりする。コールサインの途中までコピーしてトトツーツートトをやる機能が無く、兎に角フルコピーするしかない厳しさ。全く解らない場合はとりあえずCQ連発していれば呼ぶ局が少なくなっていく。実戦に近い演出も然る事ながら、実際のコンテスト参加局を元にデータファイルを構築しているおかげで、時々知ってる局が呼んでくるのが愉快。画像4局目でニヤッとし、5局目で驚いた。

残念なのは、ハイスコアを記録する機能が実装されていないこと。

春のDXシーズン'22・其の肆

18:00別宅シャック入り。FT8でCQ出したらUA9とBYに連続で呼ばれたが後が続かず。

事件は19:53に起きた。飛びを検証するために割と強かったイタリアを駄目元で呼んでみた。別の局に応答があったのを確認して送信停止ボタンを押して、PSKRを開くとスペインに届いてた。ショートパス?嘘でしょ?

ふと下のモニタに目を移すと赤いバーが見える。イタリアから呼んで来た!慌てて送信許可ボタンを押したが、別の局とのQSOシークェンスに入られて後の祭り。

イタリアのこの局は日本時間21時頃まで見えており6回程呼んだけれど、うちから届いたのはこの時だけだった。トワイライトタイムの奇跡だった。

今まで何をやってもヨーロッパに届かなかったのに、光明が見えてきた。

QSLカード発送

ALL JAコンテストとFT8のTNX QSLとDXのQSLマネージャー宛71枚をビューローへ発送。

角形6号に入れて重さ230gなので迷わずクリックポスト198円

別宅コールのFT8は紙カード発行しないつもりだったがビューロー利用期間(2022年8月末迄)に届いたQSLに対してだけTNX QSLを返すことにした。アンテナはエンドフェッズの時のもぜんぶアローラインで印刷した。HAMLOGのQSL印刷機能を利用。