日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

AADX所感

年齢ナンバー問題

下は11歳から、上は77歳まで交信。聞いただけだと82歳が最高齢。今年から年齢に代えて01を送ってもよいとのルール変更があった。けれども、当局が聞いた範囲では01を送ってる局は皆無。年齢を送るのに抵抗がある人はそもそもアマチュア無線のような個人情報じゃじゃもれ趣味には向いていないと思うのだが。QRZ.comやeQSLやBlogやSNSで皆さん世界発信しまくり。総通の局免許検索も市町村まで公開されるし、アメリカなんてコールサインで氏名はおろか番地まで検索できてしまう。年齢分布は以下のとおり。アマチュア無線の高齢化はJAに限ったことではないのが判る。50%の確率で1文字目は6が来るので予測受信がしやすいコンテストとも言える。
10代 1
20代 3
30代 0
40代 2
50代 8
60代 19
70代 8

コンテスト規約6-11問題

6共通規約の11項
コンテスト期間中またはコンテスト終了後にアマチュア無線以外の手段(電話、インターネット等)を使用して自局の運用情報を他者に伝えることを禁止する。

期間中は理解できるのだが、終了後もダメは意味がわからない。これがあるおかげで当局の巡回範囲では運用リポートを誰もブログに書かなくなってしまい寂しい限り。10項でログを手直しするなと規定しているのに、11項で発信側にも規制するのはナンセンス。組織的に特定の局を入賞させようとする勢力でもいるのだろうか。こんなところに不満を書いても主催者には伝わらないのは重々承知。

DXコンテストでCQ出してDXに呼ばれた

今回いちばん、いやカムバック以来最大の成果と自負。努力して身につけたCWで達成したいうのが大きい。しかも、相手局がNAとEUというインターコンチネンタルはエンデバーの成果として相応と言える。しかし、問題もあった。スピードが遅過ぎる。現在、自信をもってコピーできる最速のスピードが20語。国内コンテストでもスローな部類に入るのに、最低でも25語は出せと言われるDXコンテストでやるとかJAの恥。遅いからと言って呼び回り専門ではスキルアップできないので、何も考えずやってみたのが正直なところ。案の定、爆速ヨーロッパ局の手厳しい洗礼を受けた。

Fixedで3年ぶりにQRV

ツートトツート・ツーツーツーツートとか打たなくていいので応答率が良かったと思う。でも、アレもドパイルのときはピックアップされやすいので一長一短がある。Wkd EntityもYO、SM、ONを追加して50に到達。DXセンチュリークラブ入会資格までまだ60もある。先は長い。

謎の局

VFOを回してるとCQを出してる局が居たがフルコール確認しようとしたらRUNを止めてしまわれたので、試しにトトツーツートトを打った。意味的には「交信したいのでCQ出してもらえませんか?」だったのだけれども、何故かトトツーツートトが返ってきた。相手からしたら「QRL?」に対して「使ってるよ」の意味だろうか。1分待っても出てこなかったので諦めた。

今回最大のミステリーPrefixはFY。ミスコピーでないなら南米の仏領ギアナ。超絶レアエンティティのCQ AAがロングパスで聞こえるとかミステリーとしか形容しようがない。ちなみに弱すぎてトップレターがどうしてもコピーできず呼べなかった。呼んでも届かないだろうけど。

運用環境

窓開放していたので外気温と大差無かった。30℃は超えてたと思う。経験上、直射日光を避けて水分補給して頭さえ冷やしておけば相当高い気温でも耐えられる。顔面に風が当たるようにして、手元にサイクリング用のボトルを準備。快適とは言えないが、暑さで生命の危険を感じる程でもなかった。問題は7月のIARU HFか。いざとなったらエンジン掛けてクーラーONで対応する。

午前中はほぼ25W。ヨーロッパのパスがオープンしてからは50Wで呼んでいた。受信状態で昇圧器の入力電圧が11Vを下回らなければ大丈夫な、筈。50WでRUNするにはエンジン掛けないと不安。でも掛けたくないのでRUNは25Wでやっていた。

記録

AADX自己最高スコア
カムバック以来DX交信1000(別宅コールとの合算)