日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

RDXC所感

このコンテスト、QRP部門はあるがSOAB-Mixed(オールバンドの電信電話)にしか設定されていない。CWを優先してもSOABしかなく、シングルバンド優先だとMixedしかないという、CWシングルバンダーにとって参加しにくいルールとなっている。20mバンドしか出てないのでSOABは無いな。消去法でSOSB-14(Mixed、Low Power)にエントリーした。

速過ぎて何を打っているか解らない局は数局いた。数字が入るべきところにアルファベットが来るのはおかしいので、推論で受信してたりもした。6がBに聞こえたり、4がVに聞こえたりするのは不治の病なので諦めてる。けれども、同じ速さでもWの局のほうが聴きやすいのは何故だろうか。海面を反射して届く電波のほうが、陸地を反射してくる電波よりもクリーンでストロングではないかと邪推。

1回以上コールした局数15、うちQSO局数5、交信成立率33%
コールサイン確認したけど呼ばなかった局数4(ロシア以外含む)
S7以上振っていてCQ連発している局しか呼ばないことにしている。QRPでパイルに参加するのは時間の無駄。

前回まで悩まされたCTESTWINで呼ぶ時、素早く2回押さないとコールサインを送出しない現象は設定変更で解決。CWパラメータ設定のファンクションキー内容欄の下に「$aコールサイン」の右側のボックスの数字を1にする。デフォルトでは2になってた。何のためのパラメータか説明書きが無いため判らない。自分にとっては不要としか思えない。

ロシアしばりにしたのは裏理由があって、001形式のナンバーが苦手だから。

ハイライト

・ヨーロピアンロシアとQSO

ローライト

・ノートPCのバッテリーが前日満充電にしたのにあがっていた。

電子QSL

Wkdが1Upして14
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若者時代の記録まであと4カントリー

次回参加予定コンテスト

・DXコンテスト
 JIDXはQRPじゃ相手にされなさそうなのであまり食指が動かない。
 WPX(5月)は001形式だからこれも積極的になれない。
 AADXかな。
 ちなみにPhoneのコンテストは喋るの億劫なので無理。

・国内コンテスト
 ALL JAは万難を排して出る。
 ローカルコンテストは気が向いたら。

Russian DX Contest 2019に参加

一ヶ月ぶりのコンテスト。机上のシミュレーション通り、午後から参戦。

先ずシミュレーション通り21MのV-DPを上げたが今日は廃バンドみたいなので5秒で撤収。14Mのエンドフェッズを上げ直した。ったく、VOACAPの結果を盲信しなくてよかった。

UTC午前5時(日本時間午後2時)スタート。

世界×世界のコンテストということで、カザフスタンハンガリーのビッグガンもちらほら聞こえる。しかしながら、ロシア主催のコンテストなのでロシアしか呼ばないルールを自分に課した。ガツンと強い信号は無く、ピークでS7〜8、長周期QSBを伴っている。正体不明の移動するノイズが14.00〜14.04MHzの間に2つ程出ている。ひとことで表現すると、コンディションが悪い。小手調べにいきなりヨーロピアンロシアを呼んでみた。カスリもしない。はい、次。などと身の程をわきまえない愚行を3回繰り返し、やっと4局目にアジアチックロシアとファーストQSO。開始から30分が経過していた。さらに20分後、懲りずにヨーロピアンロシアをコール。トツーツーツー、ツーツート、トツーツーツーツー、ツーツート、トトツーツートト…コールバック来たぁ!コール1回、ナンバー2回送ってQSO成立。初ヨーロッパだ。水鉄砲でヨーロッパに届いたー。恐るべし電信、恐るべしDXバンド。

その後、何回呼んでもCQ連発される無数の局の間に3QSO成立。夕暮れが近づくにつれ、コンディションが安定してきたのが判った。S9〜9+の局が幾つも聞こえるが、強い局同士のQRMも激しい。これから夜にかけて14Mは安定したパスが開けていくのだろう。デイタイム専門の当局には出来ない。だが、グレーゾーンの到来を待たずにCLすることになった。ノートPCのバッテリが無くなった。昨晩満充電したんだが、今日開けてみたら35%まで減っていて、Windowsに薄い当局には何が何だか解らない。バックグラウンドで動いてるアプリも無さそうだし、意味が判らない。紙ログ+手打ちでも続けられなくはないが、最速18語の送信スキルでDXコンテスト参加はさすがに気が引ける。今年の目標も達成したしやめとこう。
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撤収中ににわか雨。タイヤベースをばらさずに車に放り込んで離脱。大粒の雨がフロントウインドウを叩く。間一髪だった。

生スコア
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今年まだDXしかQSOしていない気がする。(゚ー゚;

21:35 Webフォームからログ提出
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660番目ぐらいだった。

RDXC準備

今週末のRussian DX Contestは初参加となる。規約をみるとQRP部門はAll BandのMixedしかない。Single BandもMixedしかない。CWもAll Bandしかない。元より入賞できるとは思っていないが、参加しにくい部門ばかりの印象。Single Bandでいくか。QRPでCWしか出ないけど。

運用するバンドを決めるためにVOACAPを利用。
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ヨーロッパ圏を狙ってるので相手局QTHをモスクワに設定。

日中しか運用できない。日の入りが17:43なので、撤収時間を考慮してギリギリ17:30までは出来るか?JSTで7〜17時、UTC換算だと22〜8時。

Prop Wheelで該当の時間帯を分析。
20mは3時台の40%が最高。メインステージは10〜12時で、JSTだと夜になってる。使えん。
15mは6時頃からまともなパスが現れ始め7〜8時が58%でピーク。JSTだと16〜17時。
10mは使いものにならない。

アジア圏ロシアも分析。相手局QTHを比較的よく聞こえるUA0Uザバイカリエ地方に設定。
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JST13時前後1時間が80%台

ということで、バンドは21MHz、運用時間帯は午後から夕暮れまでとする。

eQSLの本人確認

CQ誌2019年3月号P58にeQSLの本人確認(Authenticity Guaranteed)がLoTWで認証できるとあったので実行。
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一瞬で終わった。

現在のCfm状況
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eQSLで取得したQSLカードJARLのアワード申請に使えるとか初耳。

サイクル24終了まであと…

宇宙天気情報センターの旧サイトが閉鎖されてしまい、太陽黒点予測値情報を閲覧できなくなった。↓はGoogleキャッシュから拾ってきた最終更新(2/26)のデータ。
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今年の9〜10月にサイクル24が終わる。と同時にサイクル25が始まる予測だったのに。

何かの陰謀なのか?