5月最終週は例年CQ World Wide WPX Contest CWに参加するのだが、昨日の用事の所為で別宅へ行けなかったため、3エリアで移動運用するしかなくなった。天気が悪ければ木津川の堤防で朝からお店広げていたのだけど生憎の快晴。しかも朝の天気予報で32℃と言っていた。真夏日に車の中にこもって無線するとか自殺行為。それでも午後4時頃から3時間程ヨーロッパ狙いで運用できるかなーと思ったが3時半でまだ30℃以上あり完全に諦めた。ナンバーがシリアルのコンテストはあまりやる気がないうえに気象条件が悪いのでは重い腰が上がる訳が無い。*1
というわけで、空調効いた部屋で麦茶飲みながら掲題のデータを整理。当局はコールサインを複数所有している。全て合算したDX WKDリストをこしらえた。「/1」はJAしか交信していないので省略。
トータル59WKDだった。以下、3分割して考察。
若者時代(1985〜1994年)
21Mと50Mで電話オンリー10W。アンテナはどちらもモノバンドビームアンテナを上げていた。
今と違いDXペディションも積極的に呼んだりしていたので割とレアなEntityがある反面、実はモチベーションは今より低かった。コンディション予測とか全くせず、暇なときに無線機のスイッチを入れて聞こえる局を呼んでいた。あと若いから色んな誘惑があった。特に1991年に普通二輪の免許を取ってバイクも買ってしまい無線のアクティビティがた落ち。HFは1990年限りで止め、無線自体も1994年限りで止めた。
カムバックHAM 2016〜2019年
若者時代にやらなかったことをやろうと思い、特訓してCWを覚え、試しにDXコンテストに出たらはまった。言語の壁を簡単に超えられるうえに小電力で電話より飛ぶのが痛快で堪らない。2019年まではすべて5W以下の交信である。
5Wで太陽黒点低迷期に42Enも交信できたのだからサイクル25が始まれば100も夢じゃないと、この頃は思っていた。
サイクル25スタート 2020年〜現在
9エリアのコールは移動しない局で2017年に復活していたが出始めたのは2021年夏から。TS-590SGを買っていなかったら今でもペーパーライセンスだったと思う。
QROしてFT8も始めたのに全然進捗しなくなった。最も大きい原因は引っ越して無線運用環境が激変したこと。北関東は少し郊外へ出れば堤防道路の余地がそこらじゅうにあって移動場所に困らなかった。けれども、京都周辺の堤防道路は通常自動車進入禁止で日中長時間車を停められる場所がほとんど無い。ほとんど無いのでいい場所には必ず先客が居る。結果、移動運用から別宅運用メインに切り替えざるを得なくなった。別宅は昔から西側へは殆ど飛んでいかないロケーション*2。コンディションが上がってもEntityの宝庫であるEU、AFに飛ばないのでは進捗する筈がない。書いてて気分が沈んできた。