日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

第53回6m AND DOWN コンテストに参加

目覚まし4時にセットしたのに、あと5分モードに突入、気がついたら6時だった。とりあえず、2019年の6D&FDで運用した場所目指して出発。最短ルートは通行止めみたいなので、裏から回ったら2時間半かかった。遠過ぎる。群馬県みどり市、登山系のブログ等では宝生峠と呼ばれてるが、近くの山名から拝借した呼称で恐らく正式名称ではない。当記事では林道作原沢入線の峠と呼ぶことにする。標高1106m

午前10時というなめきった時刻から運用開始。残り5時間しかないんでいいとこ50局位だろ。気楽にやるか。ビームを北西に向けて強い2局と交信したあと、RUNに移行。あんまり呼ばれないので30分で切り上げて呼び回り。移動局とニューマルチを中心に6Q程積み増し。11:18からビームを南西に振って再びRUN。これで呼ばれなくなったら、144/430Mのアンテナに交換してみるかと思っていたのだが、それから3時間40分途切れなく*1呼ばれ続け、終了まで6mでRUN。多いときは4局以上同時に呼んできて嬉しいやら悲しいやら*2。食事中も休むことなくRUN。終わってみれば188局、12マルチ。最遠は長崎県。6D自己ベストにして歴代コンテスト最多交信。これでも1エリア総合順位は昨年ベースで30位前後か。タワーにビームに100ワットのフルオペ局にはかないません。まぁ5ワットだし。


経験したことのないハイレート(当局にとって)QSOをやってみたら、課題が山積。

QSOして頂いた皆様ありがとうございました。

超絶LIDオペレーションすんません

・60Qぐらいからやっと耳が慣れてきたが、150Q超えると疲れてきてデコード出来なくなっていた。
・複数が同じタイミングとトーンで呼んでくると1字も取れない。わかんないので沈黙 or AGN打ってたけど、こんな時どうすればいいの?
・どうして20語のCQに30語とかで呼んでくるんだ。速いの一回でコピーできないからスローCQ出してるのに、コピー出来なくて結局聞き直す羽目になる。
・数字を脳内で反復する癖が克服できない。これやってると良くてセカンドレターまでしか頭に残らない。
・7で始まるコールサインは脳内が一瞬クエスチョンマークに支配される。その点3エリアはJから始まる局しか呼んで来ないのでラクだった。
・キーボードを見ながら人さし指でぽちぽち入力しか出来ないので、遅いうえにミスキーイングしても気がつかない。

謎な局

・7エリアなのに1で始まるナンバーに、ん?と思ったが、訂正されなかったのでそのままログイン。というか、パイルアップ浴びてたので余裕無かった。
・8J150なんちゃらとしか聞こえない記念局。意味判らなくてしつこく聞き返した。*3
・複数局に呼ばれて1局ピックアップして、TU DE ID TEST→シーン、CQ TEST→呼んでくる。これってどういう意図なの?

その他

・11ばかりやたら呼んでくる、12ばかりやたら呼んでくるみたいなことがあった。
・JJ1から呼ばれると忙しい合間にホッとひと息つける。
・2019年の6Dでは見通し距離*4にいるZCXの抑圧を無視出来なかったが、今回は殆ど影響無かった。リグがFT-817NDからFT-991AMに変わったからだろう。
・RUNだとPCのバッテリー2時間半しか持たない。ポータブル電源に繋いで充電しながらだとノイズレヴェルが上がるのでCQ中はON、受信はOFFを繰り返していた。正弦波の製品買うか、それともPCも車から取るか。

無線以外

・行きも帰りもカモシカぎょうさんおった。
・標高1100mあると気温低めで快適だった。25℃位
・後席窓両側にネット装着で自然のクーラーと虫よけを両立。
・約6時間の滞在中に来たヒトは、沢入側からバイク2台、尾根縦走で峠を通過する登山者数名。作原側からマウンテンバイク3台登ってきて沢入側へ下りていった。両側10km以上民家無いのに、よく自転車で越える気になるものだ。
・携帯電話は当然圏外(D社です。)

*1:最も空いたときでも僅か6分。

*2:呼ばれるのは嬉しいが、パイルアップを軽快に捌けない自分が悲しい。

*3:練習不足を棚に上げて言うけど、まさか記念局が呼んでくるとは思わないし。

*4:例年通りなら日光の半月山の筈。直線距離約15kmで、ビームを南西に向けるとほぼバックビームになる。