日下部ラヂヲ商會

カムバックHAMです。昔諦めた電信を習得して六大陸と交信するまでを綴る、筈でした。

WSPR

WSPRに出てみた。10mで。

ビーコンを発信すると、インターネットでリアルタイム受信レポートを貰える仕組み。

何回か試したが、JA、BV、HS、YB、VK、ZL、KH6からレポートを貰えた。

反対に当局が受信レポートを送ったのは上記に加えて3D2。これらの範囲内にある他のカントリーにも届いている筈だが、WSPRを運用している局が不在と思われる。BVはWSPRが盛んで、JAが当局の他2局なのに対し、BVは同時に7~8局から受信レポート貰えた時もあった。BMという初めて見るプリフィックスが多かった。

ソフトウェアはWSJT-Xを利用。送信は2mWなどの超絶微弱電力も選択できるが、TS-590Gでは5W未満を選んでも5Wで送信した。受信はFT8よりも微弱な信号をデコードすることが出来て、理論上-28dBまで可能。実際の受信では-27dBが最弱だった。

交信しない前提のアマチュア無線は気楽でいい。呼び負けるストレスが無いし、呼ばれてあたふたすることもないし、伝搬状態が悪くて何打ってるか解らなくて困ることもない。基本的に機械任せにしておけて、後でログを見れば済む。自分が発した微弱電波が何処まで届くかといった実験(遊び)に最適なデジタルモードと言える。

WSPRnet | Welcome to the Weak Signal Propagation Reporter Network